愛ダケじゃ、育たない。

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言葉の減少とジェスチャーの増加

新しい土地に馴染み、園生活も順調。
けれど、転勤してきてから、「言葉」の減少が止まらない。
 
いわゆる方言の大阪弁は、「あかん」「ちゃう」のみだが・・・。

 
退行と言えるほどの、ハッキリした現象はないけれど、息子は。
言葉が激減している。(3歳代後半では、1000語近くあった
 
「アタマ」一ついうのに、手を頭の上にのせ、
「えー、と、えと、えーっと・・・」 とこちらを覗いながら、言葉を探す。
同時に、頭を軽くぽんぽんと叩きながら、「これこれ」とでも言うように、私に示す。
 
が、私は「え?」といった表情のまま、とにかく息子の言葉が出るのを待つ。
最後には、「コレよ、コレ」 と私に「頭」の単語を言え、と言う。
 
お医者さんごっこの途中で、
「頭が痛いんです~」 と私が言えば、「はい、頭ですね」 と
いつもいつも、オウム返しのように言い、手順通りにしか診察を進められなかった息子が。
一定のバージョンアップが可能になった、だが、それを始めると、言葉が出なくなる。
 
「頭が痛いんです~」
「はい、頭ですね」
「うーん、お腹も痛いんやけど~~」
「え?えーっと、えとえと、えーっと、どうする? (どうしたらいい?」
 
「お医者さんが決めて下さい~、お薬とか、ドコが痛いか、聞くとか・・・」
「えーっと、えと、ドコが痛いか?
「はい、お腹の方が痛いです」
「それなら、お腹をしましょう (診ましょう 」
「はい」 (仰向けに寝転び息子の動作を待つ
「ココですか? こっちですか?」
「先生、そこは足です・・・」
「はいはい、それなら、お薬ですね」
「お薬で治りますか?」
えーっと、えっと、えと、それなら、ご飯を食べてから飲んで下さいね
「はい、頭の痛いのは・・・?」
「あ、そか、頭やった・・・、えーっと、頭を診ます」
(聴診器をおもむろに私の頭に当てて
「あ、お熱です」
 
「・・・先生、聴診器じゃなく体温計でお熱やろ?」
「あ、そうやった、えーっと、えとえと、コレがお熱です」 (体温計を差し出しながら
「はい、計りました」
お熱あるですね~、お薬です」
「はい、ありがとうございました」
「毎度~!」
「・・・先生、毎度はあかんやろ? お大事にちゃう?」
「あ、そやった、お大事に~!」(当然、元気ハツラツ笑顔で 片手を挙げて
 
お医者ごっこと言っても、大まかな会話の流れを書いたが、
会話の広がりや、応用を効かせようと思うと、「えーっと、えと、えっと・・・」 もしくは、
会話として成り立ちの困難な受け答えとなっている。
勿論、体温計の言葉も知っている、お大事に、の言葉も知っていて、の会話である。
 
先週受けた、田中ビネー方式の検査では、「語彙が少ない」と結果にあった。
それらを示唆する検査内での会話、もしくは言葉として。
「これは何色かな?」 「キノイロ」 (茶色
「コレは何色かな?」 「エート、エット、クロノオトモダチ」 (灰色  等がある。
茶色の言い方から、「木の イロ」 「赤 イロ」 「青 イロ」 といった風な、
種類の言い方を間違えているのか、と思ったが、
「クロノオロモダチ」 で、灰色の語彙の認識が無いのが分かる
(当然、灰色は教えた事がある
  
また、「ドコが痛いか?」なんて日本語の下手な外国人の様な言い方。
3歳代には、かなり見られた言い方だが、「~~するか?」等の疑問形が増える。
例えば、
「そろそろ、晩御飯、食べようか?」が、「そろそろ、晩御飯、食べるか?」
「パパ、今日は会社から早く帰る?」 を、「パパ、今日、会社から、早いか?」 等。
 
疑問形で相手に尋ねる時には、全て 「か?」 をつけ、標準語で話す。
最近では方言である 「~~するんよ」 「~~しとるんよ」 を殆どの語尾につける。
「息子ちゃん、待ってるんよ」 「お砂場したんよ」 等で、これは担任の先生の影響だ。
モチロン、方言を覚える事は息子の世界の広がりを示す事で、お友達の影響も大きい。
この場合の疑問形は、「○○、したん?」に変換されるハズだが、
息子は頑なに、その箇所だけ標準語を保っている・・・。
方言を話すときには、さほどのジェスチャーは見られず、
伝えたい事を、必死になって伝えようとしている時に、多く見られる。
定型発達者もそうやん? と思われるだろうが、特徴は、
「言葉を出す事に必死なのではなく、伝える事を優先している」 という点。
伝えたいのに言葉が出ない、言葉があるハズなのに見つからないといった感じ。
 
療育の先生に、
「普段生活をしていても、言葉は耳から入ります、ですが聴き取りが苦手だと、
 やはり、全てを自然に模倣するのは難しい様子ですね」 と言われた。

息子の言葉は、今、一定の臨界期に達しているのだろうか。
だとしたら、新しい土地の新しい言葉が、新しい芽になってくれたらいい、と思っている。
 
言語回路を作る時期は、やはり幼児の頃だと言われている。
だから、今まで回路を作る最大の努力はしていた、そして、現在もしている、だから。
「えーっと、えっと」で始まる、ひらがな調の会話であったとしても、
接続詞、形容詞を含まぬ単語でしか発せられない、会話であったとしても、
一切の、コミュニケーションとしての会話が失われた、としても。
 
伝えたい相手がいて、伝えたい事柄があると、息子が自身で知っているなら、
ほな、次は手話いこか! の気持ちを忘れずにいよう。
クジケナイ、ヘコタレナイ、そして・・・諦めない。
 
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ いつも応援ありがとうございます

 

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コメント


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私もブログ初めてみました♪

v-7こんにちは!このあいだは長々とコメントみていただいて、お返事もいただいて本当に有難うございます♪

あの後、パソコンの苦手な私ですが、ブログをはじめてみようと!!!

日々のことや子供のこと、溜め込まずブログにかくことで少しラクになり、なんだか楽しくなってきました!

言葉の減少・・・心配ですねぇ・・・
ウチは緊張すると、機関銃のように喋り、そして緊張から解放されると吃音?みたいになってナカナカ言葉がでなくなります。

お互い日々大変ですが明るく頑張りたいものですね!

良かったら私のブログ、覗いていただけると幸いです!

いろどり | URL | 2009年05月31日(Sun)08:31 [EDIT]


こんにちわ。

家の息子っちは、言葉は知ってるけど、
想いを伝える為に言葉を選ぶのが苦手なようです。

実際、嬉しいのか、イヤなのか、
自分自身の感情が分からない時もあるみたいです。

ただただ、心の中が【もやもや】してる・・事もあるみたいで、『がんばれ~』って応援してる紅音です^^

紅音 | URL | 2009年06月01日(Mon)14:05 [EDIT]


成長と共に新たな壁も出てくるのですねぇ…。
息子さんの必死な姿が思い浮かびます。

単語は知っていても構築が出来ないと聞いたことがありますがそれに近い状態なのでしょうかね?
なんにしてもそれをどう引き出してあげられるか、難しいですよね。

わが子は会話…というか1年かけて言い続けてやっと「ちょうだい」と「ありがとう」を『おーあっ!』『あぉー』と言うところまで来ました。
やっと言葉で気持ちを伝えることを知った感じです。
スゴイ成長!ではありますが、集団生活(親が居ない)だと気づかれないことが多いのでしんどそうですね。
【自分は伝えた→だから言うことをきいて→なんで聞いてくれないの?】
なまじ伝わってる感を本人は感じているのでフラストレーションが溜まり、今まで以上に絶叫他傷が増えてしまいました。

こういう時期と割り切ったらいいのか…。
毎日増える痣の数(;´▽`lllA``

ママさんはこんな時期ありましたか?
この秋には幼稚園決めないといけないし、と焦っちゃうし最近余計にグダグダですわ。

私もくじけない、へこたれない、あきらめない!!

tanihime | URL | 2009年06月03日(Wed)14:37 [EDIT]


いろどりさん

こんにちは!
いえ、こちらこそ、長いコメント、本当にありがとう!コメントを読ませて頂く間はなんだか、「こんなに頑張ってる人も居てるんや、私も頑張ろう」って前向きになれて・・・とても感謝してます。
   
吃音・・・、ウチはそれが「えーっと、えとえと」に変換されているのですが、やっぱり、「出にくい」のが共通してありますよね。それを音声として出すより「頭で考えてじっくり話す」になればいいなあ、と思っています。言葉を選んで話せるって、とても素敵やな、と思うので。
 
「雄弁は銀、沈黙は金」って言葉もあるし(苦笑
出ない事にこだわらず、出ない時間をどう使えばいいのか、を教えたいと思ってます。
 
ブログを始められたご案内、ありがとう。
早速お邪魔させていただきます!

ママ | URL | 2009年06月05日(Fri)09:36 [EDIT]


紅音さん

「想いを伝える言葉」って時に大人でも難しい分野ですもんね。
 
本音はこうだけど、「どう言ったらいいのか迷う時」なんて、私も頭の中は、ホント、グルグルです(笑
だけど、迷うってイイコトちゃうかな~?
 
どうしようどうしよう、だけで終始立ち止まる心だと、やっぱり、こちらが気持ちの代弁をしてあげた方がいいかもしれませんね。
 
気持ちの伝え方、また記事にしてみますので、良かったらご一読下さい~。
 
親って、子供に「がんばれ~」って言うときは、自分にも「がんばれ~」って言ってる気がせぇーへん?
私、いつも思うねん。
息子に頑張れ~の気持ちがある時は、私も「頑張れ~」って言って欲しい時やな、って。
 
お互い、見守りながら、励ましながら。
モチロン、自分を見守って励まして、頑張りましょう~。

ママ | URL | 2009年06月05日(Fri)09:40 [EDIT]


tanihimeさん

こんにちは。
 
そう!構築が苦手みたいです。
先日の発達検査の結果では、語彙が少ないので、ジェスチャーを交えての会話になるのだ、と。
要するに
「伝えたい気持ちがあるのに、それに語彙が追いついてない状態」
そして、
「語彙の増減も診て行かねばならない項目だけど、今は伝えたい気持ちがある事が最重要だ」と言われました。
 
絶叫他傷って事は、誰かに噛みつく、引っ掻くでしょうか?ウチも同じ時期がありましたよ!(苦笑
ええ、ガラス窓、割りそうな程度に激しいのが。
そして、それが今、自傷とは言えないまでも、自分の頭を叩く、体を叩くといった行為になっています。
 
秩序が(俺ルール 入り易いお子さんなら、
誰かが噛みついてる場面を見た時に
「あかんな~、噛んだらあかん、バッテン」などと、
手で大きな×を作り、視覚から「イケナイ」と教えて見てください。それがお子さんのルールとして確定されれば、噛み付くのが減少します。
 
ですが、噛みつくのが減少するって事は、他にストレスの発散を求めるかもしれません。
チックが出たお子さんもおられますし、モノを投げつける行為として発散するかもしれません。
 
ウチは後者でしたので、ガラスにぶつける、壁に穴開けそうなんて日常的にありました。(つか、毎分ごと 汗
 
そう、親がくじけたら、そこでオシマイ。
諦めたら、オシマイ。
それが、子供の発達も子供に全てを委ねるって意味で、「子供に終始合わせた生活」を余儀なくされるって事です、そして、それって「子供の周囲(友達、ご近所、幼稚園 にも、当然それを求める事を認めた」って意味です。広い世界だからこそ、学ぶべきが多くある子供達なのに、勿体ないと思いませんか?
 
「ちょうだい」と「ありがとう」求める気持ちと、感謝の気持ち、どちらもとても大切な「心」です。
大切な言葉を教えられましたね!
 
発声そのものは、いつか追いつきます(年齢的なモノもありますが 頑張っておられるんですね~。
モチロン、お子さんも!
 
私も決して諦めませんよ~~。

ママ | URL | 2009年06月05日(Fri)09:59 [EDIT]


ありがとう。

ママさんからのレスを見て涙がポロポロです・・;

毎日アスペルガー症候群や高機能自閉症について
しらべたり、
そういう内容のブログを探しては読んだり、
何だか苦しくなってきて、ママさんの暖かいコメレスに
涙が溢れました。

紅音もブログに悩みや思いや相談なんかを書いたら良いとは思うんですが
中々それが出来なくて、ママさんの所に来てしまいます。すみません。

本当にありがとうございます。

紅音 | URL | 2009年06月05日(Fri)10:29 [EDIT]


 

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