愛ダケじゃ、育たない。

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発達障害児の躾の基礎

息子に、幼稚園以外の場所やお友達を作ってやりたい、と。
診断名がついた頃から、漠然と考えるようになっていた。
 
それらは、幼稚園で「教わる」事以外に、きっと。
息子に、もたらしてくれるものがある。
 
そして、療育では得られない「何か」を求めて。

お稽古といっても、LDを抱えるているかもしれない、息子。
塾や英語といった読み書き計算系は、全く眼中に入れず。
まず基本は身体と心の鍛錬や、と、礼節も学べる剣道を選んだ。
  
私が連れて行く時は、指示も良く入り、嫌な練習でも30分以上は辛抱して続け、
合計で2時間余り、同じ場所で (館内で脱走せず  その殆どの反復練習を続けられ、
挨拶も、お辞儀も、正座も、最後の清掃まで自主的に「やりたい」と言う。
が。
夫が連れて行った日に、準備体操をしなかったとの理由で。
なんと、出掛けて30分もしないウチにグズる息子を連れて、帰宅。
よく聞けば、
「皆が輪になって準備体操をしていたのに、
 周りをウロウロしてばかりで、息子はしなかった」 とのこと。
 
どうやら、なかなか夫の指示が理解出来ず・・・、かといって、
何をすればいいのか見当もつかず・・・、体操をしろ、と言われても、
周囲に合わせて動くのが苦手、見通しも付かない息子は、結局。
円陣を組み、掛け声に合わせ体操をしている場所を、周回さながらグルグル回っていた様子。
 
何度注意しても聞かない息子に業を煮やし、夫は無論、周囲の目も気になったのだろう、
罰として、好きな事をさせない選択をしたつもりで、息子を連れ帰ったのだ。
 
事の次第を聞いて。
折角のチャンスを・・・、今まで積み上げて来た物を・・・と、夫に大変腹が立った。
 
息子は、失敗からは学ばない。
それなら、体操をさせるように仕向けなければ、今回連れ帰られた経緯を理解しない
って事だ。
私は罰を与える事を、極力しない方針で、今、躾をしている。
それは当然、体罰も含み、軽度と言えども、
限りなくスペクトル内のポジショニングで自閉圏内に近い場所に居る息子に、
とても分かり易い、ギブアンドテイクを教えるようなモノだ、と思っているからだ。
 
○○出来れば、ご褒美として○○を・・・の、ABA方式 (応用行動分析 は、
確かに効果があると知っている、が。
それは身辺自立を指導する際 (生きていく上で最低限必要な場面 に限り、取り入れている。
何冊かの書物を読んでの感想として、ABA方式を日常生活で多用するって事は、
なんというか・・・、全くの別人格に息子を造りあげる事も可能な方式のような気がして。
takeが無ければ反応を示さない=周囲を見て反応する の訓練にならない気がして。
 
定型発達者は、周囲の反応を (気持ち を、取り入れながら行動する。
決して、take=自己満足 に反応して行動するのではない。
そこが、障害である所以だと言われれば、それまでだけど、緩和する事を目指している私は。
皆がしている事を出来る自分にこそ、takeを感じて欲しい
 
その上で、鍛錬し、練習し努力をした結果(勝負 で 自分を見極めて欲しい。
周囲と同じに出来ない部分を個性だと捉え、それに見合った方式で庇護する事はしたくない。
もちろん、美化するでなく、特性を個性だと捉え、補う方法をもって、社会生活を、現実を、
最も正しいと思われる人間性溢れた、「心」を持った人としての成長を遂げる事も、
take (ご褒美 の与え方によって可能だと思う。
けれど息子には、ご褒美としての○○(物質 罰としての○○は不向きであると思っている。
 
罰を与えない応用行動分析・・・、今は罰を与える方法が、少なくなっている様子だけれど、
罰を与えないなら、ご褒美(強化子 を多く与えなければ反応は鈍くなる。
 
息子に対してのご褒美。
それは、ママの笑顔と優しい声と、一緒だからこその楽しい時間だ。
息子の一挙一動を、大袈裟に喜び、悲しみ、讃えて。
感情を言葉にして、一喜一憂を伝え、涙に触れさせて心を教えた。
例え、それらが反応遊びの延長線上でも構わない。
 
お手伝いをした時に溜まるシールをもらい忘れても、息子は。
「ママ、見て、出来た!」 の言葉に反応し、喜ぶ母親の方を選ぶと思う。
いつか、それが年齢と共に、息子なりのtakeに変換される時が来るかもしれない。
それでも、○○が出来ないから、といって、
出来るように導く努力を怠り、出来る機会を奪った理由には、ならない
 
息子が、次回の練習日には、笑顔で「いってきます」が言えるだろうか。
自ら竹刀を持ち、館内へ入る時には、指導通りに出来ていたお辞儀が出来るだろうか。
何より、嫌な事、分からない事に対して、
ウロウロヘラヘラしていれば、家に帰れる、と、覚えてしまってはいないだろうか・・・。
基本中の基本、いわゆる逃げグセは、後でより大きなしっぺ返しになるだろう。
こんなとき、自分を無力だと思ってしまうけれど、今の私に出来る事は   
息子がつい、釣られるように・・・、何があっても、どんなに忙しくても、
飛び切りの笑顔で、心からの楽しそうな声で、息子を練習に誘う事くらい。
 
・・・、やってみよう、まずは、そう、私に出来る事をやってみます。

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コメント


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こんばんは。
そうそう…と思いながら、自分の思いの確認作業のように記事を読ませていただきました。
いつもながら、物事の本質をしっかり見つめた記事に感銘をうけました。
私が主人のやり方に感じていた気持ち。
もやっとして、言葉に出来なかった気持ちは「これだ!」と読んでいて思いました。
ありがとうございました。

あみだくじ | URL | 2009年05月11日(Mon)01:14 [EDIT]


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| | 2009年05月11日(Mon)12:19 [EDIT]


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| | 2009年05月11日(Mon)12:36 [EDIT]


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| | 2009年05月13日(Wed)08:33 [EDIT]


あみだくじさん

そう、私も同じですよ~。
なーんか、もやもや~っとしつつ、怒りが。
だけど、こうして欲しいねん!って、
息子の居る、その場でソク言えるハズもなく(苦笑
 
活字にする作業で、頭の中を整理しつつ。
「そやねん、せやから、腹立つねん!」って、
改めて、私がせなアカン事、父親のポジショニング等を、確認しながら書いています(笑
 
怒りが静まった頃に、冷静に夫と話を進めるためにも、
こうして、あみだくじさんみたいに、
「そう!そうなのよ~」と共感して下さって励ましてもらう(笑 為にも・・・。
 
こちらこそ、ありがとうございます!
 

ママ | URL | 2009年05月13日(Wed)10:42 [EDIT]


うわー。
ものすごくわかります!
子どもへの対応の一つ一つで夫婦すれ違いは出てきますよね。
我が家も…そうかもです。
元々夫は息子のことを「言葉が遅いだけ」と思っていました。
毎日一緒に居るのに『育てにくさ』を認識していないようです。
手が掛かるだけではなく、物事への感心などもそれほど気にせず。
なので息子と二人でお留守番してもらったとき「それほど近寄らずずっと一人で遊んでいたので楽だった」と言われた時はめまいがしました(;´▽`lllA``
実際公園や遊び場に連れて行くことのあまりない夫には息子のパニックや発狂など「なにそれ?」みたいな感じだと思います。
だからこそお互いの意識を統一させたいとは思っています。
が…なかなか難しいですよね。

ママさんの記事を読ませてもらうと色々考えさせられます^^

tanihime | URL | 2009年05月13日(Wed)16:46 [EDIT]


tanihimeさん

そうそう、最初は我が家も同じやってん。
 
「言葉が遅いだけ」「そんなん個人差やろ」って。
母親と父親とでは、接する時間が、そのまま
発達障害に対しての温度差になってる場合もあって。
 
せめて関わりの足並みを揃えた方が、息子に良い、
と分かっているから、余計と、何とか!と思うんだけども・・・、そう、難しいですよね~~(苦笑
 
これも早急に何とかせな、と思っている課題なので、
今年は夫にも多く関わり出番を回したい、と企み中です。(笑

ママ | URL | 2009年05月15日(Fri)01:55 [EDIT]


こんにちは。
読んでいて共感を覚えました!
やる気にさせるには、理解させて、
持ち上げて、自信を付けさせるですよね~。

うちも、サッカーを始めました。
でも、まだ体操とかドリブル練習を一緒になることが出来ません。
いつかは、同じことが出来るようになれるといいですね。

エンジェル | URL | 2009年05月15日(Fri)11:04 [EDIT]


お久しぶりです!
今回の記事、コメント読ませていただき思います。

子供にとっての喜びはどこにあるのだろうか?
我が家の場合もママさんと同じの部分が多いと感じました!?

たっとくんは、ご褒美として物をもらった事はほとんどありません!
診断を受けてから、いろんな方法を考え模索してきました。

その結果が、一緒に喜んであげる!上辺だけでなく本当に共感する。
言葉では解りづらいから、抱きしめてあげる。
嫌な事もつらい事も共に行動することで、すこしずつ進んでいく。

周りがどう思おうとも構わない。視線や対面より子供の一歩(半歩)がうれしい!
同じ年の子と同じでなくてもいい!
(本音は同じに出来ては欲しい)
でも、全部は出来なくても一部でも、ほんの少しでも出来た事が、次に繋がる。
そして、また喜びに繋がる。

おとうさんは、おかあさんほど子供と同じ時間を共有できないかもしれないですけど、自分が子供の時を思い出して欲しい!
健常者でも発達障害でも、きっと変わらない。
自分と共に一喜一憂してくれる人を大事だと思う心。
その最初の人が親であるし、成長していけば親友という人になってくるのではないでしょうか!


たっとぱぱ | URL | 2009年05月18日(Mon)09:46 [EDIT]


エンジェルさん

こんにちは!
 
そうそう!その「ヤル気にさせる」がね~(苦笑
難しいねんな~、こちらの気分的な物もあるし。
 
サッカーですか!元気一杯のイメージでお日様の匂いの息子さんでしょうね~~。
 
いつか、「皆と同じ」が少しでも出来た時に、もう、周囲の目なんか気にせず、めっちゃ褒めてあげて下さいね!きっときっと、多くの事に自信を持ってくれますよ~~。 (私もそう願ってやってます 笑
 

ママ | URL | 2009年05月18日(Mon)17:16 [EDIT]


たっとぱぱさん

こちらこそ、ご無沙汰です~~。
 
そう、「子供の喜び」です。
そこが大事なんですが、共有が難しいと言われる子供達に、何をもって「喜び」とするか。
 
「誰かが喜んでくれるから」って、とても大切な事だと思います、ギブアンドテイクのtakeの部分って、なんというか・・・、決して、それを覚える事は他人との距離を計るって作業としても大切な事ですが、今、幼児期の「今」それを最初から教え込んでいいのかどうか・・・と迷った挙句、私が道化になったとしても「嬉しいよ~~、ありがとう~~」も伝えられたら、と思って、物質ではなく、「嬉しい心」を伝えようと・・・。
 
半歩でいいんですよね~、それこそがスモールステップで、また親としても小さな一歩を進みながら、子供の事がよく見える。目に見えない半歩かもしれないのですが、それは子供とお互い様ですから(笑
 
パパの立場だと子供と接する時間が限られてしまう事もありますが、いつも前向きな考え方で、頑張っておられるんですね~、とても励ましになります!

ママ | URL | 2009年05月18日(Mon)17:23 [EDIT]


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| | 2009年05月18日(Mon)23:32 [EDIT]


 

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