愛ダケじゃ、育たない。

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療育の実践と効果

専門機関の療育を受け始めて、一ヶ月。
劇的な変化というほどではないが、感じられる効果。
 
また、実践を家庭でも求められる「親の研修会」にも参加しており
こちらは、確実に効果が出始めている。
 

 
現在、前期のカリキュラムとして。
水泳療育 ・水の中で力を抜く・全身運動及び感覚統合に近い・
            ・息を止める、吸う等の意識的行為 (自身の身体を認知
個別療育 ・アセスメント時にテスト判定を行い、カリキュラムごとに
       1) 語彙・知識の増加
       2) 上位概念の理解 a色名 b日付の理解 c位置の言葉 d数の理解~10
       3) 求められている事に気付く 
          a 「幼稚園で何して遊んだの?」 少し前の事なら返答は可能だが、
           「なんで~~なの?」 に対しては 「わからへん」 
           起こった事柄の前後関係が理解出来ていない為
       4) 文字を見慣れる
       他、諸々と20近くは課題がある。
 
小集団療育 
       1) 3~4人のグループで行う
          ・転がしドッチ、フルーツバスケット
          a ルールの理解 
          b お友達を認める
           「お友達が考え中の時は、静かに待つ」
           「お友達を褒める」 
          c チームゲームにより、勝敗の過敏さを和らげる
 
他に盛りだくさんの内容で、週に三回通っている。
息子は「お教室~」と、テンションは少々上がり気味だが、
場所にもお友達にも、手順にも慣れ楽しそうに通っている。
 
水泳は、毎週パパと過ごす時間として、幼稚園へのお迎えから計算すると、
3時間は父子共通の時間を共に、奮闘する事になる。
家庭内療育の父親参加入り口、といった目論みも達成しつつ、
水中ではサーキット (障害物競走のような やら宝探し 
(水中に潜って、直径15センチほどの色付きホース輪っかを探す 等をする。
 
私としては、個別療育に大いに期待しているが、これも効果というよりは、
現在は、息子の得手不得手の把握と、親の教育の時間である。
息子の些細な動作、気になる発言、等をノートに走り書きで残している。
これが案外、後々「あ、ここに繋がるねんな!」といった場面も多く、
まさに、先生と向き合う息子を客観視する訓練にもなっている。
(出来ない事ばかりに目がイキガチだけど、距離を置く事で出来る事の発見に繋がる
 
小集団での療育は、さすがにプロといった方法で。
子供同士が伝え合う工夫や、協力しあう工夫もなされている。
現時点、私は、顔と名前のマッチングを観察しているが、息子はこれが、とても苦手。 
幼稚園のお友達の名前ですら、降園後、頻繁に会うお友達の名前 1~2名しか
覚えておらず、さっき、ついさっきまで一緒に遊んでいたお友達の名前すら、
「○○したお友達、何ていうお名前やったかなあ~?」と尋ねると、
「えーっとえとえとえっと・・・、ワカラヘン」 となる。
 
当然、「○○君の弟」 なんて教えても、
「あれ?あの赤ちゃんは?」 と、全く別人の兄弟児をセットで覚えてる場面も多い。
違う組のお友達は、帽子の色で判別し「星組さんのお友達!」 と名前を覚えない。
また、
「あのさー、海の色のお帽子・・・何やったっけ?」 
「・・・空組さんやろ?」
「そうそう、空組さんのー、今日、息子ちゃんとお砂場してたやろ? あれは?」
「あれは?ちゃうし、お砂場してた時、ママ居てた?」 
「・・・居てへん」
「ほんなら、お名前わからんわ」
「え!?」 (本当にビックリした顔をする
「明日、聞いてみたら?」
「はーい」
 
当然、翌日までそれを覚えている事は皆無。
「誰やったっけ?」なら、まだしも 「あれは?」と聞き、「海の色の」って、
青色は当然、息子も認知している色名だ・・・、で、それなのに、「え!?」 って。
 
また、朝のお支度をしている最中に、突然。
「ママ、たこさんに骨がないのは、どうして?」 と来る。
「んー、狭い所に住んでるからちゃう?」 とはぐらかそうとしても、
数秒後には、「海は・・・、!!、広い所なら、骨、ある?」 と、聞く。
結局、「図書館に行こう!」 で、結論を先送りするが、調べて分からなくても
図書館で調べるって行為が、経験値だと思い、タコの図鑑を借りる。
この積み重ねが家庭内療育だとは思うし、息子の経験(データ だと思う。
だけど、「お友達を待つ」 「お友達を認める」の経験は、幼稚園といった集団の中でしか、
息子に体験出来ず、半月後の夏休みを戦々恐々と待つ日々だ。
 
親に対しての「療育」はかなり効果を上げており、専門の先生方による、
息子への接し方等を間近で見聞きし、研修会という報告の場を設けてある事で、
途中で放棄してしまいそうな課題に、取り組む姿勢と継続する気力を与えられる。 
課題がある事で、記録を付けるのが習慣化され、日常を振り返り対処する (工夫する
クセがつき、不安や迷いを、「今週、先生に訊ねてみよう」等といった
不安先送りが出来る利点もあり、追い詰められガチな母子には、
今、どうにかしたい課題であっても、正解へと導いてもらえるだろう明日が可能になり、
必要以上に自分に、息子に、期待し過ぎず、落胆し過ぎず自身の安定も図れるようになった。
  
"出来ない事が出来るようになる"のも確かに専門機関での療育の効果であろうが、
私には、幼稚園と違う場所で。
より分かり易い提示により、一人で出来る!の達成感を積み上げてくれる方が嬉しい。
自己感情を表しにくい特性を持っているからといって、自己感情が乏しいワケじゃない。
出来ないなら傷付き、分からないなら困っている。
 
だけど。
出来ない事は、時に向上心を連れてくる事がある。
適度な緊張が、思わぬ自律を選ぶときもある。
不便さが工夫を、応用を連れてくる、だからこそ、就学前の今。
不便さに慣らすのでなく、多種多様な工夫や応用を伝えたい。
息子のデータとして、自尊感情と共に蓄積させたい。
 
チャンスはピンチ、ピンチはチャンス。
必要以上の栄養は、咲くはずの花さえ枯らしてしまう。
息子にどこまで、どれが本当に必要なのか。
観察眼を磨く「母」に背中を見せながら、息子の楽しい訓練は続く。
 
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ いつも応援ありがとうございます。
 

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| | 2009年07月12日(Sun)15:45 [EDIT]


管理人だけ閲覧さん

メールアドレスの掲載がございましたので、
そちらに返信させていただきました。
 
出来る限りの情報提供と、ご相談に応じたいと思っています、応援してます。

 

ママ | URL | 2009年07月13日(Mon)13:26 [EDIT]


 

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