愛ダケじゃ、育たない。

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検査結果と内容と、心構え 2

見通しが無いと不安を持つ特性を、息子は毎朝発揮する。
「きょう、ようちえん?」 「あした、ようちえん?」 と。
 
その為、夏休み前から状差しを用意し (手紙などを一時的に入れておくモノ
7つに仕切られたポケットに、曜日を書いたラベルを張り、
お支度コーナーへ、ハンカチを入れ用意した。
もちろんこちらの期待は、グズグズせずスムーズな朝のお支度だ。

自宅で朝のお支度時、ハンカチを取る際に、
”曜日が書いてある場所のハンカチ”を息子は園服のポケットに入れる。
月曜日から金曜日までは、キャラクター無しのガーゼハンカチ (小さめに私が手作りした
土曜と日曜の場所には、キャラクターモノのハンカチを入れておく。
息子は狙い通りに「幼稚園に行く日」を覚え、「きょう、ようちえん?」とは、聞かなくなった。
その替わり、
「きょうは、○ようび、ようちえん」 や 「あした・・・、よちえん・・・」などと、
ラベルの平仮名をたどたどしく読む呟きが聞こえるが、グズりやダラダラが激減した。
その間に私は、朝食の片付けを済ませ、洗濯物を干し、自身の身支度を整えられる。
定刻通りに登園が可能になり、通園途中でも特にコレといって、ワガママも言わない。
自転車の後ろに自ら登り、「さ、しゅっぱーつ!」と笑顔で覇気ある声を出す。
園に到着すれば、「おはようございまーす!」と立ち番の先生の前を走りながら挨拶し、
園門から園庭を自分の教室まで脱兎の如く駆け抜ける。
 
夏休みが明け、ママと離れられず涙、涙のお友達には目もくれず。
視線を交わし先生とハイタッチして、朝の挨拶をするお友達にも、関知せず。
夏休み明けもこうしたスムーズな朝のお支度が習慣化してくれればいい、と、
願っていたが、それは見事に休み明け3日目をもって裏切られる結果となる。
 
いかに視覚から行動を制御するよう仕向けたとしても、その心は。
夏休み明けで、発達も幼い息子にとっては、やはり相当ツライものだったのだろう。
午前中のお迎え時間には、2日目、3日目、と、常にパニック状態。
上靴入れの袋がない、床に寝転び、泣き叫ぶ。
「ママ、来てー、こっちに来てよー」 「ママ!来てー!!」 と。
お迎え時間に集合したママ達と先生との伝達事項も全く聞こえない音量で絶叫。
水筒をお教室から持って出てくるのを忘れたのを、お友達に指摘されれば、
「息子ちゃん、出来ない子!」 「出来ない子!」 と支度が完璧に出来なかった
自分を責めて、お迎えに来たお母さん方、お友達の前で頭を両拳で叩き続ける。
言葉でなだめても、抱き締めても、それは終わらない。
 
先週一週間、息子は自宅で (部屋の中でも、私と手を繋いで移動をしていた。
私がトイレにでも、息子に一言も言わず入っていようものなら、
「ママー?! ママー! ママああああああ!」 と。
見も知らぬ場所に置き去りにされたかの如く、「ママ」を連呼し泣く。
夏休み前は、状差しを導入した事で、抵抗する変化は特に見られなかったが、
さすが長期休暇、息子の中ではやはり、幼稚園へ行くのに抵抗があったのだろう。
朝は状差し効果のため、
「行きたくない」と甘えられないまま、お支度を整えて出発
ママの笑顔が崩れぬように、ガンバッテ、ガンバッた結果が。
降園時(お迎え時 のパニックに繋がる。
ガンバってお支度をして、ガンバッてママと離れ、
ガンバって幼稚園での集団指示に従い、ガンバッて私を待っていた。
 
自分で不安を我慢する事こそが、ママの笑顔に繋がると。
自分で自分を否定する事こそが、集団の中で否定されない事だと。
自分で自分をコントロールする事こそが、正しい、と。
問題行動を制御し日常を円滑に送るための支援とは。
全てこちら側の意図であり、期待であり、都合だ。
それでも、それをせねば集団には入れない。 
「息子ちゃん、水筒忘れてるよ」
お友達の優しい気遣いのたった一言が爆発への起爆剤だ。
息子には、その一言が支援ではなく指摘に聞こえている。
  
4歳を過ぎ、”知恵”と”発達”が周囲と差異を見せ始めた時。
その二度目の発達検査で、診断名を告げられた。
「傾向があるのは以前から分ってる、ハッキリした診断名がつくのだろう」などの、
親の期待を裏切らず詳細な検査文章には、淡々とソレが綴られていた。
得手・不得手・特性・特徴・・・etc、そして文中に何度もあった、不安の強い児の文字。
 
理解する=納得出来る ではない
 
息子にとっての視覚支援が、私の都合への支援にならぬよう。
たまには、口実を作って幼稚園をお休みする日があってもいい。
運動会の練習もキツイだろうし、集団指示も苦手だろうし。 
「今日はママね、お外で調べたい事があんねん、お休みして一緒に行こう」なんて、
簡単なお弁当を作って、ちょっと遠出の散歩でもいい。
そして、それらこそが。
私にだけ可能な息子メードのオリジナル療育であろう。 
  
”行かなければいけない”が理解出来たところで、
”行きたい”に繋がらないなら、その理解は息子にとって無意味に等しいのだから。
 

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コメント


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初めまして

年少の息子&八ヶ月の娘の母です。息子のことで気になることがあり、ネットで調べているうちに、ママさんのブログにたどり着きました。すべての内容を見させてもらいましたが、息子ちゃんと、息子はびっくりするほど良く似ています。…とはいっても、お恥ずかしい話ですが、私は最近まで息子の障害かもしれない特性を、何の疑いもなく「可愛い性格」としか解釈していませんでした。もしかして障害!?と考え始めたとたんに、私の中で息子を見る目が変わってしまいました…。何とか前を向かないと…。更新を楽しみにしています。

ぽにょママ | URL | 2009年09月10日(Thu)22:54 [EDIT]


似てるねんわ

息子くん、うちの息子と似てる感じがします。
失敗を極度に恐れて初めから手を出さないタイプです。
集団も苦手。人数が多いと知ってる人たちじゃなくて、別の何かに見えるのかな(イワシの群れみたく)?
不安でこわいものだらけです。未だに耳掃除させてくれないし、床屋にも行けない。
不思議なことに、一度うまくいくと得意になってしまったりするのですが。

息子君、常に定型発達の子と一緒にいると、気を許せるお友達がいないとしんどいでしょうね。
お友達の言葉が、叱ってるんじゃなくて、思いやりなんだよ、っていうことが理解できるようになるのは、息子さん自身が友達と関わりたい、っていう要求を持つようになってからですから、きっと大丈夫。

発達がでこぼこでも、どんなへこんでるように思える部分でも、ちゃんと少しずつ、すこーしずつ伸びる時に伸びてますって!
未来の、就学前の息子ちゃんは今の息子ちゃんとは別人だもの(福岡ハカセの本によると、人間は細胞がダメになる前に自ら壊して再生するのだとか。日々生まれ変わっているのですよ!)

なかさん☆ | URL | 2009年09月10日(Thu)23:48 [EDIT]


こんにちは

ウチも目覚めてすぐ「今日はどこ行くんやっけ?」から

始まります。絵カードを使い予定予告はしているんです

けどね・・・

曜日ごとのも作ってみようかな?

排便も「最近ウンチしてないよ」と声かけないと出ない

時があったりしますね。

視覚からの方が入りやすい。

私もよく「頑張らなくていいよ。お休みしようよ」と

声かけします。前は頑張って!と言っていました。

でも生きてるだけで十分頑張ってるんですよね。

だから頑張れとはあまり言わなくなった。言わなくても

頑張りすぎる我が子が今は逆に心配ですね。

今日は発達検査でした。頑張ってました。

緊張して又顔は笑いもじもじしてましたわ。

かなり疲れたらしくあくびばかりしています。

そして「クローバーが頑張ったらママ嬉しいやろ」と

疲れた笑顔をみせる。

もっと楽に自分のために頑張れたらいいのに・・・

娘にとっていろんなことは義務としてとらえてるのかも

しれない・・・たった3歳なのに・・・

もっと自由にのびのび出来たらいいのになぁ。

でもこれがクローバーなんですよね。

いろどりママ | URL | 2009年09月11日(Fri)11:49 [EDIT]


こんばんは☆
息子も朝起きるなり「あしたは?」
お出かけして一番楽しさが盛り上がって
いる時に「あしたは?」
です

ママさんのガーゼハンカチの支援いいですね
うちも何か考えようかな・・・

夏休みの間、ママとずっと一緒だったのが
2学期になった途端に運動会の練習の毎日
ですもんね・・・
たくさんの刺激と要求と戦っていますよね

生き抜きもしないと!

yocky | URL | 2009年09月12日(Sat)22:18 [EDIT]


ぽにょママさん

こんにちは、初めまして。
ご訪問とコメントをありがとうございます。
 
私もね、同じです。
年少に入る前、子育て広場みたいなサークルがあって。
連れて行っても、いつも元気良く、ピョンピョングルグル楽しそうにね。
んで、積極性もあって、男の子やし愛らしい性格やな~、と。
けど、その当時、その集団の雑音が苦手でテンションが上がり過ぎて
「ピョンピョン、グルグル」で、関わりが苦手だから、物怖じせず、
「イキナリ、お友達の遊びに入っていく」状態で・・・。
「一緒にあそぼ」「入れて~」なんてね、全く無し!(苦笑
 
障害かも?って思う、親が感じるには、それ相応の理由があると思います。
その気付きの時に、息子さんの前後の行動をよく観察されてください。
そして、やっぱり、あれ?って思う箇所が多いなら、早めに関連のセンターなり
医療機関なりに足を運ばれて、専門の方の意見を聞かれた方が良いかも・・・、
と思います。困っているのは、他の誰でもない、我が子やし・・・。
 
更新も思うよう進まない有様のブログですが、記録と気付きを残しておこう、
と思いつつ、書きとめています。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。

ママ | URL | 2009年09月24日(Thu)11:50 [EDIT]


なかさん☆

こんにちは。
やっぱり?やっぱり似てます? (笑

> 息子くん、うちの息子と似てる感じがします。
> 失敗を極度に恐れて初めから手を出さないタイプです。
> 集団も苦手。人数が多いと知ってる人たちじゃなくて、別の何かに見えるのかな(イワシの群れみたく)?
そう、この連休で秋芳洞(山口県 に連れて行ったんだけど、灯りが多く、人が多いほうの
洞窟が怖かったみたいで、真っ暗で人の少ない(観光客少なめ、設備悪め の洞窟の方が
「探検、楽しかった!」 と・・・。
幼児なら、明るく、人が多い方が安心して楽しめるだろうに、と思っていたんだけど、
そこは、「うるさかった」「ざーざー、言うてた」 と途中で「抱っこ!抱っこ!」と半パニック。
結局、途中で迂回コースを余儀なくされ、観光は途中で終了。
・・・観光客が回遊してるイワシの群れに見えててんな、多分。
 
> 息子さん自身が友達と関わりたい、っていう要求を持つようになってからですから、きっと大丈夫。
> 発達がでこぼこでも、どんなへこんでるように思える部分でも、ちゃんと少しずつ、すこーしずつ伸びる時に伸びてますって!人間は細胞がダメになる前に自ら壊して再生するのだとか。日々生まれ変わっているのですよ!)
 
そうか、生まれ変わってんねんな。
友達は好きやけど、関わり方が分からないから、困ってんのかな、とも思ってて。
もう、自宅では、「ママ、おはよう抱っこ」「ママ、お着替え抱っこ」「ママ、ママ」で。
相当、ストレスかかってんちゃうかな、と。
ほな、その細胞が生まれ変わるまでの間に、そのストレスを少しでも軽減する方向で。
うーん、抱っこ三昧やな、腰にきそうな秋だけど、なかさん☆のコメントで、なんとか
乗り越えられそうやわ。ありがとうございますー。

ママ | URL | 2009年09月24日(Thu)12:02 [EDIT]


いろどりママさん

こんにちは。

> でも生きてるだけで十分頑張ってるんですよね。
そう、私も、幼稚園行ってるだけで、ガンバってんねんなー、と。
行きたくないのに、お支度して。
行きたくない、も言えず、懸命に集団を横目に見つつ、
関わり方に困って、息子なりに模索しつつ・・・。
 
> かなり疲れたらしくあくびばかりしています。
> そして「クローバーが頑張ったらママ嬉しいやろ」と
> 疲れた笑顔をみせる。
 
めっちゃ切ないよね・・・。親としては。
ホンマ、子供のためって言うケド、これでええのん?って。
私も、いつも迷ってる。
 
> 娘にとっていろんなことは義務としてとらえてるのかも
> しれない・・・たった3歳なのに・・・
> もっと自由にのびのび出来たらいいのになぁ。
> でもこれがクローバーなんですよね。
 
そう、義務として捉える事が多々あって、こちらとしては、
もっとワガママ言っていいねんで?とか思うときもある。
けど、「ママ、嬉しい?」と尋ねられると、「息子ちゃんは?」
ってね、いっつも聞いたるねん。
そんで、息子が「嬉しい」って言うと、息子ちゃんが嬉しいと、ママも嬉しいよ!」って。
「せやから、息子ちゃんの嬉しいの気持ち、嫌な気持ち、ママに教えてなー」ってね。
めっちゃタイムラグありすぎな出来事なんかを、ポツリ、と言ったりするから、
その時、その場で躾、支援って思うのに、難しい時もあって・・・。
 
それらが息子らしさ、やろけど、模索する間が長すぎて、ストレス掛かり過ぎるんやろな。
生きてるだけで、頑張ってる、この子らに今の世の中って生きにくいやろな、と思うわ。
そんで、やっぱり謳歌しつつ生き抜いて欲しい、と思うから。
一緒にボチボチ頑張ろうなー、と思ってます。

ママ | URL | 2009年09月24日(Thu)12:14 [EDIT]


yockyさん

こんにちは。
 
やはり、明日が気になる仲間達やね。(笑
楽しい時に、ウチも聞きますよ。
「・・・明日は何?」 ってね。
だから、「今、楽しいもんな~、明日もきっと楽しいで!」ってね。
答えるようにしてます。
(現実が幼稚園でも、幼稚園も楽しいで!? ってね
そして、「ほんでも、明日、幼稚園、イヤやったら言うてや?」って。
「ママ、息子ちゃんの味方やからね、イヤやったら一緒に幼稚園、行くし!」ってね。
 
> 生き抜きもしないと!
はい、生き抜くために、一緒にたまには息抜き、しまっせ~~。

ママ | URL | 2009年09月24日(Thu)12:18 [EDIT]


逃げ場所!

おひさしぶりです!

私は、思います。
逃げ場所?は必要です。

幼稚園!行きたくない時は、だれにでもあります。
健常な大人でさえ、仕事に、行事に行きたくない。

しかし、行かなければいけない。

次の休みまで頑張るしかない!

自閉といわれる子供たちなら尚のこと。

じゃあどうすれば?

次の休みまで、という目標を立てる。
一週間は長いなら、途中でお休みを作っちゃう!(勝手に)

たっとくんの場合は、療育日がリラックスデイになってます。

幼稚園では、同年の子より少し遅れてる?のが分かっているのか、精神的に緊張しているようです。

周りに歩調を合わせている感じ!

療育は、他の子の先頭にたっている。
他の子のサポートをしてあげる事ができる
喜びを感じている。

発達障害だから、喜んだり悲しんだりできないわけじゃない!

うまく表現できないだけ!
だから、親がよく観て緊張のほぐれる場所をさがしてあげないと!

だと思います。

だからといって、いつも逃げてはいられないですけど、
時にはということで!

たっとぱぱ | URL | 2009年09月25日(Fri)13:02 [EDIT]


たっとぱぱさん

こちらこそ、ご無沙汰しています。

> 私は、思います。
> 逃げ場所?は必要です。

ホントに!
私もそう思います。
「頑張ってね」をその言葉通りに受け取ってしまう息子。
そして、上手く行かないと、自分を責めてしまう・・・。
「息子ちゃん、出来ない子・・・」と呟きながら。

園では、水曜が午前だけの保育となっているので、息子がリラックス出来るよう、
世間一般の一週間の区切りを設けず、週半ばで、”お休みの日”を作るのもいいですね!
そして、私も息子と一息いれながら、寝転んでDVDでも一緒に観るとします(笑

ママ | URL | 2009年09月25日(Fri)21:13 [EDIT]


 

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