愛ダケじゃ、育たない。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

検査の結果から得られる物

 
太田ステージの検査をした。
息子の理解度が顕著に判断出来る。
そう、素人の私にでも。
 
他詳細の検査では、話は出来ていても、
構文が苦手であるとか、言葉で伝えられない理由が、少しずつだが分かる。
(そう、ド素人の私にも

息子は「ち」と「き」の発音が難しい。
 
「大きな木がある」は「大きな”ち”がある」と発音する。
これは、聞き取りの力が弱いからだ。
聴力ではなく、耳から入った後の音の処理が苦手なのだ。
 
息子と話をすると、「あれがね」「こうなってね」「バーンとした」などと、
代名詞や形容詞をとてもたくさん使う。
「車で走ってて、あれみたじゃん、ビルでこうなってた!(手を大きく広げてジェスチャー」
などの口調は日常茶飯事。
相手には、全く通じてないのに、本人は懸命に説明を続けて、
「何?車でって、どこに行くとき?」とでも聞けば、
「ほら、あそこ!息子ちゃんとママと行ったじゃん!」と、
こちらの意図は全く関係なく、自身の思考を読み取ってるでしょ?!てな具合に話を続ける。
ほら、あそこ!って、ママと行ったって、いつもママと行ってるよ?アンタは・・・。
と、私は思うが、全くお構いなく、似た様な口調で説明を続ける。
 
これら一連の会話?の中で代名詞と形容詞を多用し過ぎるのには、まず一つ目に、
・語彙が増えない といった理由が上げられる。
語彙が増えないのには、聞き取りの弱さがある。
周囲では早口でポンポン言い合っているハズの、聞き慣れた言葉であっても、
単語として、
「おきる」が「おちる」に聞こえていたのでは、当然、話口調の中で
聞きとろうとしても、場面とセットで覚えるしか出来ないのだろうと思う。
 
朝、ベットの中で聞く「おちる」は「おきる」高所に登って注意された時の「おきる」は「おちる」
そんな風に処理しながら、言葉を覚え、使うのだろう。
処理しながら覚えるのでは、当然、語彙としても残りにくいだろうし、短期記憶の弱さもあれば、
語彙が増えるどころか、発音や構音も難しくて当然に思う。
そして、二つ目。
・言葉や単語の繋ぎ目が分からない。
これは、活字でなら確認出来るはずの「、」「。」などの認識が難しいのだと思う。
息子が風呂上りの私の髪を乾かしてくれる、というので、
「息子ちゃん、ママの”しらが”ある?あったら取って?」とお願いした事があるが、
その際、息子は、
「うん、いいよ!”しら”あったら取るね」
「・・・ママ、”しら”ってなに?」と聞いた時に初めて気付いた。
「ママの しらが ある?」と、
「ママの しらが がある?」を混同している。
まだまだ、定型発達の子供さんでも助詞(て、に、を、は の使いこなしは難しいのか、とも思う。
が、本人の話し言葉も、助詞を抜き単語で話す場面の多さを思うと、
会話する際の、繋ぎ目が理解出来ていないのだと思う。
 
独り言などを言う際には、やはり、どこかで聞き覚えたセット言葉を使い、
「だから、これは○○した△△だからね!」等と、女性の話口調とも、
男性の話口調ともとれる流暢な会話を繰り広げるが、現実の一対一での会話でさえ、
懸命に聞き取り、懸命に理解し、懸命に紡ごうとしているのであれば、
息子には「会話は大変、とっても疲れる」と思っているだろう。
だけど、ママとお話したい、お友達とも、たくさんお話したい!のタイプの息子には、
その会話の理解が追いつかないが故に、一見、ワガママと受け取られガチな駄々をこねる。
 
2歳代、3歳代までは語彙は豊かで、とてもおしゃべりだと思っていた。
実際、検査の際にも、
「お話が上手ですねえ、語彙も多くて・・・お母さん、頑張っておられますね」
とお褒めの言葉も頂いている。
けれど、先日の検査では、
「理解や認知はしておられますが、語彙が少ないので・・・」との報告であった。
絵本の読み聞かせが一番良いとも聞くが、幼稚園で疲労困憊して帰ってくる息子に。
「帰ってきたら、語彙入力」とばかりに絵本を開くのには、抵抗がある。
絵本を開いてお話時間が取れなかったときは、お風呂にゆっくり浸かり、
だるまさんのお話を作る時間を作る。
湯船に浸かって、交互にあるいは、起承転結のある話を作らせる。
「だるまさんはー、公園でー、息子と遊んで、嬉しかった!」
「だるまさんがー、お料理をしてー、指を切って、痛かった!」などなど。
一人で作ると短めの作文形態だが、二人で交互に
「だるまさんがー(私 息子ちゃんとー(息子 お買い物に行ってー(私 転んでー(息子」
等と、際限なく話が広がり、互いに楽しい。
(時に息子は、もう、オシマイ!と湯船から出てしまうときもあるけれど
 
検査結果から得た物は、”今の息子”を知るだけじゃなく、未来を予告されるのでもない。
今、私が出来る事   、それらを私に、示してくれている。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ いつも応援ありがとうございます。

関連記事
スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

息子くんの全てを理解しようとするママさんの態度、本当に見習いたいものです!人間、優しさよりも何よりも自分を理解してくれる存在に勇気づけられるものだから、息子くんにとってママさんはすごく勇気をくれる存在なのだと思う。素敵です☆

なかさん☆ | URL | 2010年02月24日(Wed)15:15 [EDIT]


こんにちは。ウチはカ行→タ行に変換。サ行→シャに変換され発します。私じゃないと???ってことが増えました。そして誤学習も多く訂正されることを、凄く嫌がる。懐中電灯→かいしゅうげんとう。落ちこまないで→おうちこまないでと。

そして、あのしゃー(あのさー)それでしゃー(それでさー)えぇーっと・・・などつなぎが長いのなんの・・・
そして、何やった?と言いたいことを忘れる始末。

よくしっかりしてる。言葉も多いしどこが自閉症なん?と言われる。でも皆さん知らないからーと言いたくなること多いんですよね。

頑張りましょう!私達母親はどれだけのことを我が子に与えられるんやろう?

いろどりママ | URL | 2010年02月25日(Thu)09:52 [EDIT]


教えていただいて、いいですか?

はじめまして、こんにちは☆

3歳4カ月の、高機能自閉症の息子がいます。

太田ステージの検査、とても気になります。
主治医の先生にお願いすれば、いいものでしょうか?
それとも、そういった流派(?)の専門機関のみでしょうか?

未来への風 | URL | 2010年03月11日(Thu)16:10 [EDIT]


なかさん☆

> 人間、優しさよりも何よりも自分を理解してくれる存在に勇気づけられるもの
 
私たち、大人だって母親になったって、そうやもん。
誰かに支えられてるってのは、誰かに信頼されたり、分かってくれようとしてくれたり。
それって関わりを持とうとしてくれてるってことやんかー。
私も息子とちゃんと関われてるかな、周囲の人たちと関われてるかな、と自問自答な日々。
 
おせっかいと言われようと、愛想ばっかりや、って言われても、やっぱり今日も
ご近所さんに、通園中すれ違う人達に、
「おはよう~」って、言いたいねん(笑
その一言だけで、多分以前の私がそうだったように、「家から出てよかった」と思う人が
いてるかもしれへん世の中やから。
(うーん、思い切り説教ぶって書きましたが、やっぱ元々が。いっちょかみやねんな、結局 笑

ママ | URL | 2010年03月16日(Tue)10:04 [EDIT]


いろどりママさん

こんにちは!
 
> そして、何やった?と言いたいことを忘れる始末。
あはは、うちも同じやで!
「えーとえとえっと・・・」を繰り返した挙句、
「何やったっけ?」と聞きに来る(笑
だけど、その都度。「何のお話してたっけ?」と、時間を割いて子供の「あのね」を聞く。
これねえ、時間あるときは本人も思い出せて、すっきりした!って感じで効果あんねんけど、
私の時間がないときは、互いにイライライライラ~~~!で、大変や。(苦笑
 
少し手の掛かる子供やけど理解能力はあるから、「伝えられない」はかなりストレスになってて、 「えーっとえとえっとね」の続きを話せないと、次に進みにくいよね。
なんちゅーか、ホレ、次に集中しにくいっていうのかなあ。

> 頑張りましょう!私達母親はどれだけのことを我が子に与えられるんやろう?
ホンマ、頑張ろうなー、どういった何をどれだけ与えられるか、ってトコに限りはあるけど、
集団から周囲から学ぶそれらに、「質」を付加価値を与えられるのは親だけやから、ねー!

ママ | URL | 2010年03月16日(Tue)10:10 [EDIT]


未来への風さん

こちらこそ初めまして、こんにちは。
ご訪問とコメントをありがとうございます。
 
> 3歳4カ月の、高機能自閉症の息子がいます。

> 太田ステージの検査、とても気になります。
> 主治医の先生にお願いすれば、いいものでしょうか?
> それとも、そういった流派(?)の専門機関のみでしょうか?
 
まずは主治医の先生に、お尋ねされるのが一番かと思います。
必要と思われる検査ならされるでしょうし、先生から見られたご子息の様子、
また月齢に相応した検査をされての診断でしょうから、時期が来れば、また相応の
検査をされるのでは?と思いますよ。
 
息子は何種類か検査を受けておりますが、(現在5歳2ヶ月
太田ステージの検査では、ある程度指示理解(言語 が必要とされるものもあり、
3歳~4歳では、新版K式のテストでした。
地域によって導入されているテストの違いもあり、何が一番良いとは言えません。
私にとっては、5歳前に太田ステージを受けれらた事は
”私の理解力にとって良かった”という見解だけで、こちらの療育施設も息子の苦手箇所の
把握のために、より細分化された情報が欲しかったのだと思います。
 
それが分かったからといって、与える課題も月齢が伴わないと難しいですし。
とにかく、主治医の先生がおられるなら、まず一番に先生に相談すること。
また、検査を受けたいからといって病院を転々と受診なさらないこと、です。
ご存知かと思われますが、この子達はその子なりの発達を、その子なりの曲線を描きながら、
のまさに十人十色、の発達をします。ですので、信頼のおける医師の元、
何年も一貫して診ていただく必要があり、それによって新たな課題が見つかることも多いと
思われます。
 
息子さんを思って親の出来ることは何かないかと、懸命に探しておられるのだと思います。
息子さんはとても幸せやね。
息子さんと、あなたにこれからも「幸せな風」が吹くことを願っています。

ママ | URL | 2010年03月16日(Tue)10:26 [EDIT]


 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。