愛ダケじゃ、育たない。

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就学と投薬 2

更新が遅く、ご心配を頂き恐縮しております。
少しずつですが、迷いながらも更新の意欲と時間も出てまいりました。
期待に添えない内容、稚拙な解説なども多々あると思いますが、
どうぞよろしくお願いいたします。
それから、ありがとう。
 
では、本文です。
 
 
投薬に迷っているのは、贅沢な悩みなのかもしれへん。
本人が楽になるといった感覚で投薬される方のブログも読んだ。
投薬をすることは、支援が大変な周囲の助けになること、なのだとも。
 
前回の記事からかなり時間の経過もあり、
考え方が変わった箇所もある。
だけど、私が思うのは・・・

投薬をすることで、本来の息子そのものを失ってしまうのではないか、と危惧している。
 
その子らしさを生かす子育て を私なりに解釈すると、
その子の特性であろうと、特徴や症状であろうと。
全てひっくるめて、活かし生かす術を模索する育て方なのではなかろうか。
 
おっちょこちょいでお調子者だけど、どこか憎めない。
悪気があって生意気なワケじゃなく、納得が出来れば、素直で穏やか。
待つのは苦手だけど、理解は早く行動も素早い。
 
生活を送るのに相反する作用を持つ特性は、その程度で私が困っていないからなのか。
投薬によって改善せねば周囲に迷惑をかけるようなこの子らしさなのか。 
頑張ってきた結果が、やはり投薬に行き着くのか、といった落胆もある。
 
集団生活が何より必要な社会性の発達を求めているのに、
その集団の門をくぐるための投薬、とは矛盾している。
投薬をせず集団入ってこそ、自ずから持つ特性と折り合いをつけるのを学ぶのではないか。
突出した何かが集団に迷惑を掛けるとしても、突出してなければまず本人が学べない。
 
医師は投薬した際の本人のメリットとして
① 指示を受け入れやすくなる (聞く体制が保てる
② 衝動性を抑えることで、集団に入りやすくなる (蔑視されにくくなる
③ 落ち着いて行動することで、注意を受ける頻度が減り、
  自尊感情が増し不安も軽減する。
④ 周囲も落ち着いて支援しやすくなる  等を挙げていた。
 
幼い頃は確かに、向き合って指示を入れる (躾の範疇として のが難しかった。
なので、常に走っている息子に追いつき、振り向かせ向き合って、の
お話で、諭すような指示入れは不可能であった。
なので、自身が走って追いつくより、音波(声 を走らせての指示が多かった。
 
広い公園で、誰彼に構わずぶつかりながら、はしゃぎ走り回る息子の背中に
「あかーーーん! ぶつかってんでぇ~!? ごめんやろ~!」と、
叫びながら追いかけつつ、ぶつかった子にすれ違いざまに 「ごめんな~」等と言っていた。
買い物のカゴを腕に掛けるその隙に、店内のどこかへと走り去る息子に、
「一緒に行くねんでーー!」 とこれまた見えなくなった背中に音波を飛ばす。
 
でも今は。
一緒に品物を選ぶといった普通の買い物も可能になっている。
相変わらず、走ろうとする場面も多いが、その前に買い物メモを渡して読ませ、
「たまご・かたくりこ・ぱん・こまつな・たちうお」と、息子は声を出しながら確認。
途中に本人には良く理解出来ていない、こまつな の箇所で息子を一度捕獲。
ヒトツずつ、私のカゴへと入れるよう指示をし、たちうお辺りで陳列された魚をの名称を
全て私に読ませ、確認しつつ一緒にレジへ。
 
最後に、レジで並んでいて落ち着かないなあ、と感じれば
「あ、ゴミ袋持ってきて、30㍑のヤツ」と言えば、レジの待ち時間も軽減されて、
音波を走らせることなく買い物も、可能。(ゴミ袋のストックは増える一方やけど 笑
 
日常生活で、待てないこと、要するに待ち時間を減らす工夫はかなり可能だけど、
集団の中で生活するのには、待ち時間を待てる工夫(支援 か、
待つ事の必要性を理解させなければ、難しく、それには投薬が必要なのか、とも思う。

就学において、の通過点だけで投薬を考えるのであれば、
① 先生の話を聞く     集中  (可能?
② お友達の発言を聞く  集中  (可能?
③ 課題をこなす      集中  (可能
④ 課題をこなした後    待機  (不可能
⑤ 教室の移動及び休憩時間 切替  (可能?
 
一年生なら、自分で考えて○○をし始めるといった場面は少なく、
どの学校でも①~⑤程度の内容が多いと思われ、④さえなんとかなれば、
服薬せずとも指示待ちさえ可能なら、学校生活で本人が抱える問題は少ないように思う。
けれど、問題は、
指示待ちしか出来なくなる可能性と、興味を持たせる導入部分の設定になる。
これは、入学してみなければ担任の当たり外れといった問題もあるので、
本人だけでは解決を図りにくい。
 
担任がいわゆる”外れ”の場合にでも、興味を持つか、もしくは。
イヤな事だけれど、しなければならないと判断して取り組めるかどうか、だ。
ここに服薬の意味がある。
もうヒトツは、聞き取りが苦手な息子に、繰り返し聞くといった
指示を入れる側(教師 の負担の軽減と、衝動性他動性を抑えることによる、
息子本人の 聞いたけど分からない場面の認識である。
当然、後者には、分からなければ、どうするかの判断が必要になるが、
これは日常生活の場面でも 「○○を教えてください」「○○が分かりません」と
相手に言える、それも相手に分かる方法での言語表出を教えなければならない。
 
分からないから、といって「ピューイ、ピューイ」とナントカ星人の声を真似て、
ただ独り言を言っていたのでは、支援は受けられない世界なのだから。
 
様々な角度から思案し、迷い、不安や葛藤と戦いながら、現在。
息子に、10月から投薬をし始めた。
  
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| | 2010年10月25日(Mon)18:13 [EDIT]


コメントありがとうございます
なかなか更新出来ていませんが
親子とも元気です。
たっとくんは、来年から小学校です。

福祉がしっかりしてない地域なので、
いろいろ大変ですが、奥さんともども
悪戦苦闘中です。

また、更新もぼちぼちしていきます。

ママさんも、体調に気を付けてください。

たっとぱぱ | URL | 2010年10月30日(Sat)16:48 [EDIT]


はじめまして

はじめまして、よりぽんと申します。
お薬はじめられたのですね。
悩まれたでしょう。
私も、2人の子供にリスパダールを飲ませました。
処方されると言われた時、怖くて、1回目は断りました。だって、ねぇ、飲んで治る風邪薬とは違うんだもん。副作用調べても恐ろしことばかり。
高機能の妹は、運動会の騒音に耐えられるようにと処方され、運動会後は飲んでいません。
アスペ+ADHDの兄は、万能薬といわれるほどのリスパが合わず、苦しみ、悪化しました。それから、薬は嫌だと拒否つづけています。コンサータ、ルボックス、いろいろ勧められてますが、パニクリながら拒否…
知り合いも飲ませてますが、やはり、その子らしさがなくなり、体は辛そうで、かわいそうだけど…学校でうまく過ごすためだからと話します。
学校の先生は、当たりハズレあります。
普通クラスでハズレに当たったうちの息子は、教室恐怖症になりました。最悪です。
妹は情緒クラスで大当たりの先生で、すばらしく成長しています。足し算ができるなんて奇跡みたい(笑)
学校が理解し、協力的であれば過ごしやすく、親も安心できるんですけどね。
うちの長男、調子が悪いと、校長先生がお散歩に連れて行ってくれますよ^^
とりあえず、始めたお薬が体に合いますように…

よりぽん | URL | 2010年10月30日(Sat)23:41 [EDIT]


よりぽんさん

こんにちは。
ご訪問とコメントをありがとうございます。
 
そうそう、薬で治るモンじゃない。
それが第一にあって、じゃ、どうして成長期の大事な時に飲ませなくちゃなんない?
ってトコロで、ループしてましたわ~~(苦笑

 
>パニクリながら拒否…
> 知り合いも飲ませてますが、やはり、その子らしさがなくなり、体は辛そうで、かわいそうだけど…学校でうまく過ごすためだからと話します。

そんな風に否定されるのも親御さんとしては相当、大変かと思います。
精神的な部分が大きいかと思いますが、飲んでないときは、家庭内で落ち着いていたとしても、
学校では、自分に対して「飲まなきゃ出来ないのかな」なんて自己否定もして欲しくないし。
 
> 普通クラスでハズレに当たったうちの息子は、教室恐怖症になりました。最悪です。
 
ハズレに当たるのはめっちゃ恐いですが、社会に出ると、そうも言ってられへんし、
とにかく、ハズレに当たった時の対処法を今から、学んでるんやなー、としか
思ってあげられへんし・・・。
だけど、幼少、児童期っていわゆる人格形成な時期で外れの子どもの負担って
めっちゃ大きいと思うわ~~。
 
> 学校が理解し、協力的であれば過ごしやすく、親も安心できるんですけどね。
> うちの長男、調子が悪いと、校長先生がお散歩に連れて行ってくれますよ^^
 
周りに釣られても、結局、釣られた方も悪いって形になって、
いつまでも、テンションが収まらない息子は、結局、注意を受ける。
他の子は騒いでいても、空気を読んで(先生の顔色とも言う
いつしか、騒いでる(最初に騒いだ張本人 輪からすーっと居なくなる。
んで、いつまでも、テンションアゲアゲな息子が最終的に注意。
それって、代表して見せしめみたいな感じになってるねん。

だから薬に期待してる部分もあって、指示が入りやすいなら、
顔色を読めなくても、一度の注意で促せるかなあ、と。
 
合う合わないも相当ある様子ですので、園とも連携を取りつつ、と思っています。


ママ | URL | 2010年11月16日(Tue)10:38 [EDIT]


たっとぱぱさん

コメント返信が前後してしまいました。
ごめんなさい。
 
たっとぱぱさんもたっと君も元気と聞いて、
安心しました。
 
小学校では新しい難関や不安もあると思いますが(我が家もです
子どもの可能性を信じ続ける親で居たいと思って、
頑張っています。
 
たっとぱぱさんもムリをされず、ぼちぼち~で、行きましょうね!
 
奥様とお二人での二人三脚、きっと30年後には、
笑顔で話せる日が来ますよ!
私も、そう信じて頑張ってます。

ママ | URL | 2010年11月19日(Fri)11:39 [EDIT]


お久しぶりです

お薬始められたんですね。
うちは今年の1月から始めてもう11ヶ月になります。
今はリスパダールとストラテラを併用しています。

ママさんのおっしゃることは痛いほど良く分かります。
それに比べて私が息子に始めた経緯はもっともっと単純で、ただ単に「逃げ」とも捉えられてしまうかもしれません。
けれども、小学校は思った以上に複雑な空間で、全くうちと同じ状況なのにも関わらず、環境が違うだけで周りの反応に苦しむ親子を見たりしているとそれだけでは決してないですが、投薬もやむを得ないのではないかと感じてきました。
少なくとも人の話が聞けるようになるということは、害になることはないと感じています。
社会が皆、私達の息子のような子供に理解のある世の中であるならいいのですが、そうではないことの多い世界。
その中でどうしたって生きていかなければならないのであれば、こちら側を近づけるしか方法がないように私は思ってしまいました。

けれどいつかこのお薬が必要ないように、そんな風に成長して行ってくれたら・・・。
その為に今お薬で助けてもらっている時期に沢山の経験をさせておきたい・・・なぁんて考えているんですけれど。

私は親として甘いのかなぁ・・・なんかママさんみたいに私は息子のことちゃんと考えてないのかなって気がします・・・。

にゃりんた | URL | 2010年11月29日(Mon)14:18 [EDIT]


にゃりんたさん

こちらこそ、ご無沙汰しています。
コメントをありがとうございました。
 

> けれども、小学校は思った以上に複雑な空間で、全くうちと同じ状況なのにも関わらず、環境が違うだけで周りの反応に苦しむ親子を見たりしているとそれだけでは決してないですが、投薬もやむを得ないのではないかと感じてきました。
> 社会が皆、私達の息子のような子供に理解のある世の中であるならいいのですが、そうではないことの多い世界。
>その中でどうしたって生きていかなければならないのであれば、こちら側を近づけるしか方法がないように私は思ってしまいました。

全く同感です。
複雑の中で失敗しながら学ぶのが、ヒトであるのだけど、失敗から学べない息子は、
その複雑の中で、何を得るのだろうか、なんて考えてしまいます。
こちらから少しでも距離を縮める方法が投薬であるなら、
「この子らしさ」を殺してでも、集団に入れて学べるチャンスを
(そこで学べるかどうかは分かりませんが 与えてみるしかない、と決心した投薬です。
 
投薬に関してはそれぞれの特性によっても差異があり、親御さんの考え方、
障害の捉え方にも違いがあるように、定義があるワケではないですよね。
 
どの親御さんも、その個性を持って「生きて=活きて」欲しいと願いながらの投薬では
ないかと思います。
お互いに投薬は前進している証拠で、悩んだり迷ったりの苦しさは、
今よりもっと高いところに上ろうとしているから・・・の証なのだ、と
明るくいきたいですよね!

ママ | URL | 2010年12月09日(Thu)09:43 [EDIT]


学習障害について

私の子供は小学校に入ってから障害に気づきました、最初は普通クラスでしたが、息子に居場所がなく支援学級に変わることにしました。
もしかしたら薬を早く始めた方がいいのかな、って思いながら、薬がないと自分をコントロールできなくなるのではと、不安で飲ませる事ができませんでした…そうしたある日、周りからの冷たい言葉に我慢してたのだと気づかされました。
世の中は理解者より子供より親の言葉一言で子供達までが冷たくなることをしりました
今は情緒まで不安定になり眠れないと不安がるのもあり病院に通っています。
怖いのは今ではなく思春期成長期の変化と力も強くなります。
優しくて可愛い子供です
今からが大変だと思っています。

かな | URL | 2012年03月01日(Thu)05:52 [EDIT]


かなさん

おはようございます。
ご訪問とコメントをありがとうございました。
 
 

> 私の子供は小学校に入ってから障害に気づきました
 
そうですか~。そういう方、多く知っています。
はっきりと分かるまでには、軽度の場合、やはり安定する5歳程度~になるのでしょうね。
 
 
> 世の中は理解者より子供より親の言葉一言で子供達までが冷たくなることをしりました
 
理解って、各個人個人の”常識”の範疇でしか得られません。その常識も誤った情報や生活習慣、固定概念など様々な物で培われているもので、なかなかこちら側の願う”理解”に結びつくのは難しい現代かな、とも考えています。子ども世代で問題がなくても親世代が受け入れられず、またその親世代が後ろには控えていて・・・。
障害への理解って教育を受ける哺乳類、人類の永遠のテーマだな、とも考えます。
そして、今の心の傷や重みを抱えたまま大人になる我が子達。
私達、親の非力さを思い知ると共に、子どもの育つ力を知る成長でもあり難しいところですね。
 
投薬は”自分で自分をコントロール出来る”ことを学ぶキッカケにもなるハズです。
ですがキッカケにしか、それは値しません。
投薬すれば、薬さえ飲めば、ではなく、所詮、薬は薬。
 
食べること、寝ること、笑うこと、泣くこと、怒ること、感動すること、ヒトツでも多くを共有し、
その優しくて可愛い子どもに、社会を示せる自分でいること。
親が笑いたいとき、子どもはもう、それを知っている。
親が泣きたいとき、子どもは、きっともう、泣いてる。
時には表情ヒトツ変えずに、涙を飲み込んでいるかもしれない。
   
他の誰と交換してくれるって言ったって、違う赤ちゃんを選べるとしても、
薬を飲まないとピョンピョン跳ねるこの子を私は選ぶし、一緒に育ちたい。
薬も飲みたくなきゃ、飲まないでいい、と考えてます。
 
服薬とは手掛かりになる本を一冊与えられただけ、私はいつもそう考えています。
 
今から、ですね。
豊かな彩りのある人生を、我が子と共に歩きましょう。


ママ | URL | 2012年04月27日(Fri)08:26 [EDIT]


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| | 2012年05月07日(Mon)15:19 [EDIT]


 

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