愛ダケじゃ、育たない。

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家庭での最大支援とは

息子は三年生になった。

積み上げた交流関係の殆どを削がれる転校。
また一年かけて、新しいクラスで、新しい先生の新しい指導の元、
新しいお友達との、新しい積み上げ。
 
新しいと書けば、なんだか心躍るような幸先の良いスタートを連想するが。
息子にとっては、不安感いっぱい、の春である。

息子に診断が降りるのが、早かったお陰もあるが、
息子への第一の家庭支援は早寝早起き朝ごはんとしている。
最大といえば、大袈裟かもしれない。
だけど園時代は、園遊びだけで疲れてしまい、帰宅するなり昼寝やグズり。
行動や気持ちの切り替え、日常のメリハリが疲れによって困難さを増し、
視覚からの指示だとか、強化子がどうだとかの、試行も難しかった。
 
園で、イッパイイッパイな時間を過ごしている推測は出来た。
けれど、苦手箇所の発達こそを大切に育まねば、いつまで経っても、
集団に疲れるまま、聞き取りすら怪しい集中力のままであろう。

また、療育施設に通う日も、園と同じで、イッパイイッパイ。 
疲れやすいのは分かっていた、けれど、そのままでは    
人に関わるどころか、物事に対しての気力さえ削がれてしまう
 

人という動物は、疲れる=苦手感 だけではない。
苦手でも、得手でも、何かをし終えた時に疲れはするが、その反面も持ち合わせる。
  
心地よい疲労感とは、達成感と同じだ
何かに向い、精一杯集中したからこそ得られる感覚は、回避させるべきではない。
充足感も充実感も、コツコツ継続した積み重ねの時間からなる迷いや、戸惑い、
不安があるからこそ、得られた時には、満ち足りた納得が得られる。
それが自信に繋がり、達成したからこその、自己肯定に繋がるのではないだろうか。
脳内の分泌物が、疲労を癒すために云々といった、科学的な分析ではなく、
懸命に努力した(本人が 道程があれば得られるモノもある。
 
継続と集中に費やした苦労や時間の長さだけで、人は満足しない。
成果主義ではない私だけど、達成感は人それぞれに持てるものだと考えている。 
 
起床は朝6時半、声掛けをしながらカーテンを開け、朝陽を部屋中に取り込む。
朝ごはんは、ご飯とお味噌汁と、ウインナー、納豆、野菜(面倒な時はバナナ 
前日のお味噌汁の残りに、チョイチョイ刻んだ野菜を入れてもヨシ(冬季限定
とにかく朝ご飯は、
 ① 体の中から温まる
 ② 噛んで、脳を目覚めさせる
 ③ 本人が苦手ではない食べ物  とした。
 
入学してからは、朝の新聞入れは、本人の仕事とし、寒かろうが暗かろうが、
雨でも雪でも、朝、起きて外の空気を吸う ことを一番に、脳と体のスイッチを
入れやすくする環境を第一の支援と考えた。
 
忘れたり、グズって行かない日もあるが、家族の一員としてのお手伝い。
けれど、私からすれば、お手伝いと称した、それは支援だ。
最初の頃は新聞受けまで、一緒に行った。
3日もすれば、一人で出来る!と自信をつけた辺りで、シールを使う。
新聞を取り込んだ日はシール一個で、幾日か貯まると本や映画に、それは化ける。
 
寒い日の朝、深呼吸しながら新聞を取り込んだ後の、湯気が立つ、お出汁のきいた味噌汁。
ホカホカの炊き立てご飯と、お漬物(息子が好きな糠づけ、息子大好物の納豆、ウインナー。
野菜を炒めるのが面倒な時は、イチゴやバナナで、とりあえず。
 
たったそれだけの支援ではあるが、息子は、
① 早く寝ると、早く起きられる→早起きは苦手ではない 
② 朝はしっかりご飯を食べる→食べないと力が出ない  を知った。
 
この二つは、生きる力の基本だ。
 
生き易く、学び易く、その行程を支援するのも大切だと思う。
けれど、人として生きるなら、二本足で歩かねばならない。
そのタメに、まず足を鍛えるのでは、無理なのだ。
 
口から入れた食べ物が、血液を筋肉を作り、丈夫な骨と腱を作る。
耳や目から入る季節ごとの音や彩り、寒暖の体感、今日も出来たお手伝い、
それら全てが、育っている息子の脳や心を象っていく。
その食べ物が息子の体内で、歩こうとする意思を持ち、歩かせる筋力になる。

 
幼児期になるべく多くの時間を、社会性やコミュニケーション能力を磨く時間に、
要するに、就学前に”集団に揉まれる時間”をなるべく多く作りたかった。
それを息子の発達に合わせねばと分かってはいても、その発達を待てず、
歯がゆく感じていた時期がある。
 

幼児期卒業前の少しぐらいグズグズ言っても、オカシクない年齢
世間的な建前にして、荒っぽいやり方だが、親の目が届く範囲で、
周囲と自分との摺り合わせをさせたかった
その結果、多少のパニックを起こそうと、ママに抱きついて泣き叫んでも、
ママが側にいれば、絶対大丈夫の息子の信頼あってこそ、の支援。

けれど、それには体力が絶対的に必要になる。

 
早起きには、クタクタになるまで遊んだ日、お風呂もご飯もすっ飛ばして。
明日の準備と、手足と顔だけ洗わせて、就寝。(当然、添い寝ですとも 涙
翌朝は、一度、目が覚めた時に決して二度寝させず、ちょっとグズグズ状態でも起こす。
抱っこしてでも構わず、一緒に外に出て、外気に触れさせたら、すぐ朝ごはん
少ししか食べなくても、子どもの好物を食卓にスタンバイ。
1週間程度は、早起きのクセを体につけると考えて、何事も早め早めの準備で、
結構、大変だった・・・、でも、この支援は大きい。
継続することで、その手間の何倍、何十倍も子どもは発達する。

 
朝、起きなさいと叱って起こするより、グズグズ抱っこで母子新聞取り。
子どもの好物を知って、子どもの起床時、側にいる私にしか出来ない。
 
打てば響く、の子どもじゃなくて、こちらの期待など全く読めず。
失敗からは学べない、打たれ弱く、切り替えが難しい。
喜怒哀楽が激しく、人一倍に繊細で、感受性に長けている。
だからこそ、朝を制する者の一員に加えてやりたい。
 
  
息子が今朝、新聞片手に呟いた言葉は。
「朝が早く来るようになったね」だった。
2日遅れの母の日に、とてもうれしい言葉をもらった。
息子はランドセルと朝イチ達成感をお供に、今朝も学校へと向かう。
 
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