愛ダケじゃ、育たない。

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発達テスト

11月1日に。
 
息子はテストを受けた。

 
最初の診察では、テストはされないだろう、と言われていた。
 
けれど、案外、すんなりとテストを受けられた。
 
 

先生は大きくはっきりと通る声で、息子に話掛ける。
 
「こんにちは、息子君」
「こんにちは」 先生の顔も見ず、視線を合わせもせず、俯いたまま答える息子。
 
「ママと先生は、こっちの部屋でお話してるから、息子君、隣のお部屋で
 田中先生と遊んでいてくれるかなあ?」
「遊んでいてくれる」 最後尾の先生の言葉の箇所を、オウム返しに繰り返す息子。
 
「そう、ありがとう、それなら、田中先生と、一緒に行く?」
「一緒に行く」 顔すら上げず、またオウム返しの息子。
 
 
オウム返しじゃない時もあるんだけど、その時は。
 
「買い物に、行こうか」 に対して、
「買い物に、行かない」 といった言い方をする。
 
決して、息子は
「買い物に、行こうか」 に対して、
「う~~ん、行かなーい」 等とは答えない。
 
 
それらが、話し言葉、だと言うのだと、ネットで検索をして気がついた。
 
会話で意思の疎通は成り立っていて、それなりに、彼なりの要求が理解出来る。
けれど、それらは、「母親である」から、の理解の上に成り立っているのだ、と。
 
書物を読めば読むほど、検索すればするほど、思い知らされる。
 
 
テストそのものの、内容は見ていない。
 
けれど、「新版K式発達テスト」だと教えてもらった。
 
 
先生は、息子と少し話をした後、私と日常の気になる点を聞き取りながら。
カルテに書き込んでいく。
 
そして、やっぱり、あの言葉。
 
 
「お母さんは、どう思われますか?」 と。
 
ソレに対して、答えを用意していたワケではない。
けれど、心配だから、ここまで連れてきた、母親の気持ちを。
 
「どう」の一言で表せるハズもなく、
 
「やはり、自閉症の何かである、とは思っています」 と答えるのが精一杯であった。
 
先生は、
 
「そうです、自閉症の傾向はあります」 と、私を正面から見つめて答えた。
 
 
 

夕食の後、息子と入浴中に。
 
「今日、先生と何して遊んだの?」 と聞くと。
困ったような顔をする息子。
 
「積み木? それとも、パズルかなあ?」 と促せば。
「積み木! 高ーいビル!」 と答えた。
 
検索をすると、どうやら、指差しや図形の判断、他、諸々を。
三種類に分別し、点数をつけていくテストらしい、と判明。
 
この程度なら、データを蓄積してある分、息子はきっと、いい点数でクリアする。
そう思いながら、だけど、何か、何かで、マイナスが出てるだろう、と思う。
 
そこまで思考を巡らせて、また、気付く。
 
 
私は、この子の育てにくさ、を、障碍のせいにしたいのではないか、と。
自分の努力不足を棚に上げて、この子のせいに、しているのではないか、と。
 
テストの結果は12月中旬以降。
 
それまで、いや、それから、がどちらに転んでも。
大切なのだ。 


 

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