愛ダケじゃ、育たない。

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「気になる」のは、あなたでしょう?

以前の、「診断を貰うか、貰わないか」の記事を、 
なぜ書いたのか、残しておこうと思います。
 
これを読んで、気が付いて欲しい。
そして、出来れば、「あなたが気になっている」なら一歩を出して。 

 
息子と通っている教室は、行政の管理下にある。 (療育ではない
一歳半健診、三歳児健診、そのどちらででも、「気になった子」が紹介される。
  
気になった、とは、保健士さんや心理の先生、役所側の見立ても勿論ある。
でも、親が「気になってる」子どもさんも、当然、その範囲内に入る。
 
「落ち着きがなくて・・・」 でも、 「よく噛み付くんです・・・」 でも、日常の生活内で
子どもの発達そのものを、イチバン知っているのは、入園前なら保育している親なのだから。
 
その親からの、いわゆる「気になってる箇所、子どもの情報」は、外部に漏らされず、
経過のみを観察の場合と、第三者を交えた環境で保護者同伴で、心理士、保健士と
一緒に遊ぶ「教室」とがある。
 
 
保健士さんや、家庭児童相談所の先生達は、「気に掛かる」子どもがいても。
その立場から、その権限から、あからさまに
「お子さんの発達に少し、気掛かりな点が・・・」などと、直接的な言い方はまず、しない
 
 
よく、教室に誘われた親御さんの言葉を聞くと。
 
「時間があるなら、役所のサークルに・・・って、面倒やわ」 とか
「毎週やんかー、ちょっとヤンチャなぐらいで、大袈裟やねん」 とか
また逆に。
「誘われたって事は、何かの障害があるっていう事?」 と。
対極だけども、見当違いの事を言う人がいるけれど。
 
「少し様子を・・・」って言葉しか使えない立場、サークルって誘い方しかない権限で。
その子供達、親達を支援しようとしてる、のに、 
面倒だとか、誘われたって箇所だけをピックアップし取り沙汰してたのでは、進歩はない。
 
第一、少し冷静に、客観的に考えれば。
 
サークルや教室に、誘えば誘うほど、あちらの手間暇は増えるワケだから。
現状維持の課題も山積みな、多忙を極める発達障害の分野で、手探りを続けながら、
前進をしようとしてる状況での、「誘われた意味・誘った意味」を考えられると思う。
 

 
公園で仲良い、三人の子どもを育てた経験のある、ママ友達の、
「男の子は、そんなモンよ~、気にし過ぎだよ~」 って言葉も。
  
幼稚園のママ友達で、私も私の子どもも、よく見知ってる人からの、
「ウチの子も同じよ~、そのウチしなくなるって!」 とか。
 
高校生からの友人で、本当の事を言ってくれる、信頼してる人からの、
「えー?そうかなあ、ちょっと、ストレス溜まってるのかもね~」 なんて。
 
そういった「心配を取り除こうした言葉」に、実は信頼性はホトンドなく、
一時シノギの言葉の可能性が高く、勿論、親兄弟の、「心配しすぎ」って言葉も違う。
 
   

「支援を必要としてる子どもの立場」から発せられた言葉ではなく、ましてや。
「支援を必要としてる、あなたの心情」から発せられた言葉でもない。
 
なぜなら、その言葉は、あなたを、もしくは、
言葉を発したあなたと、自分自身の関係を心配して発せられているのだから。
 
要は、あなたを心配しているのではなく。
「あなたとの関係を心配して」いる言葉。
 
  
本当に、「子どもを心配しているあなた」を、心配してる言葉なら、間違いなく
「そんなに心配やったら、専門機関に行ってみる? 付き合うよ」 が妥当だろう。
 
 
 
あなたが、誘われたサークルってのは、まず。
 
あなたが気になってる、「障害」って分野に属している事を、忘れないで。
もしくは、あなたが全く、気にも留めてないなら、そちらの方が問題あり、なのも忘れないで。
そして、誘った側が、見極めるに必要な、かなりの知識と経験を持ってると忘れないで。
 
 
けれど、そこで。
「誘われたから、障害確定」 だとも思わないで
 
 
 
専門の医師ですら診断が困難な場合もある、発達障害で。
 
長年の経験から、多分、間違いないと、思う・・・だけど「診断」は出来ない立場。
そして。
長年の経験から、多分、このまま個人差の範囲内で・・・だけど「確定」が出来ない立場。
 
それらを踏み越えず、けれど、手を伸ばし続ける。
育てている親を傷つけず、追い込まず、尚。
 
支援の必要性が「あるかもしれない」子どもを、救い上げる。
その必要性に「気付かない親」も、一緒に救う。
 
叩いて教えたから、ウチの子は大丈夫、ではなく。
モノで釣ったら、上手く行くから平気、でもなく。
 
耳に痛い助言や、心に引っ掛かる言葉を言われた、その時に。
あなたにとって「心地よい言葉」「優しい言葉」を振り返って欲しい。
 
「愛ダケじゃ、育たない」子どもの苦しさを、自身の心地よさの前に差し出していないか。
「愛ダケじゃ、育てにくい」子ども未来を、自分の安堵と、引き換えにしていないか。
 
怖いのは、分かる。
迷うのも、分かる。
 
けれど、子どもはもうすぐ、親と子(個)として、成長する時期を過ぎ、
集団そのものの中で、育っていかなければならない時期に。
 
個として、得れるものが得られていない状況で。
果たして、集団から得れるモノが、得れるのだろうか。
 
「大丈夫よ」 「心配しすぎ」 なんて、言葉に。
子どもの「これから」を安心して、任せていいの?
 
心配なのは、一番、「我が子をみてる、あなた」でしょう?
 
  
子どもを   、彼らの未来を真剣に思うなら。
今、そう、子どもが小さい頃から、まず「我が子の真実」を探る事から。
 
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コメント


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ブログに代弁した ママさんの想い 
とてもとても 伝わってきました。
軽く交わされる「大丈夫」「心配ないよ」という言葉にすがりつく
そこから一歩踏み出したときにスタートする。
私たち発達障害を持つ 子どもの親として
同じ道をたどってきた一人として
心から その子どものこれからのことを想い
そのお母さんの歩むべき道を知っているものとして

ママさんが 伝えたいと思った「あなた」が
たくさんの「あなた」が
どうか 早く新しい一歩を踏み出せるように。
   
  

skymama | URL | 2008年07月11日(Fri)02:12 [EDIT]


初めまして。

私は5歳の息子を持つシングルマザーです。
そして、その息子はもしかするとADHDかもしれないと思っています。
もうずっと前から息子の落ち着きのなさが気になっていました。でも、年相応だと思おうとしていました。
昨日保育園の先生に落ち着きのなさを指摘され、ようやく決心がつき、今日、療育センターに連絡をし、相談に行くことを決めたばかりでした。
それから色々検索をし、こちらにたどり着きましたが、ママさんの記事を読み、背中を押された気持ちでした。
そう、わが子の真実を探る、そこからだと思ったからでした。
これでよかったんだと、とても勇気がわきました。
一言お礼が言いたくてコメントしました。
有難うございました。

にゃりんた | URL | 2008年07月11日(Fri)13:51 [EDIT]


すばらしい!

 いや本当にわかりやすく、親身な主張だと思いました!
 この文章をコピーして配って回りたいくらいです(誰に?)
 っていうか、本当に、全国の自治体の乳幼児健診で配布されてもいいと思いますよ!
 どなたかこのブログにそういった関係者の方が訪問されてたらいいのに!!

なかさん☆ | URL | 2008年07月13日(Sun)17:12 [EDIT]


skymamaさん

そう、たくさんに「あなた」に伝われば、と。
 
幼稚園で公園でスーパーで、最近「その傾向アリアリな」子どもをとてもよく見かけます。でも、彼らの母親は。気付いているそぶりもなく、「叩く・叱る」を繰り返す・・・。
 
そんな時「あの子はどんな思いを抱えてるだろう」とか「そんな言い方じゃ、すぐまた同じ事を繰り返してしまうのに」なんてね、生意気にも思ってしまって。
 
そして、彼らが、彼ら「母子」が可哀想になってしまう。「叱らなくていい場面で叱る」「叩かなくていい場面で叩く」そんな親の心境は我がこの特性を知らない事でどんどん麻痺していく・・・。
 
私達歩く道が見えてる人々の「役目」って何だろう、なんて思ったりしています。

ママ | URL | 2008年07月15日(Tue)09:35 [EDIT]


にゃりんたさん

初めまして。
ご訪問とコメントをありがとうございます。
 
そうですか・・・。
決心されたのですね、勇気が必要だったでしょうね。
ですが、その勇気で、息子さんは「救われる」と思います。落ち着きの無さが何から来るものなのか、明確に分かると思いますし、診断とかレッテルではなく息子さんの「どうして分かってくれないの?」と「分かりたい」を最初に気付いたのが、「お母さん」で息子さん、きっと良かった~と、思ってると思いますよ。
 
これから「何があっても」私が母親ですの、気持ちを忘れないように、お互い、我が子を見守って行きましょう。 そちらのブログにもお邪魔させて下さいね、これからもよろしくお願いいたします。

ママ | URL | 2008年07月15日(Tue)09:41 [EDIT]


なか☆さん

こんにちは。
 
いえいえ、いえーい、なんて(笑
そんな褒めないで下さい~~。なか☆さん程の読書量を持っておられる方に言われると、なんだかくすぐったくて照れます(笑
 
でもね~、行政の管理下にある対応としては、「サークルに誘う」が精一杯なんだなあ、と、ヒシヒシと思える事があったので、なんとか文章にしてみました(笑
 
褒めてくださってありがとう!

ママ | URL | 2008年07月15日(Tue)09:45 [EDIT]


 

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