愛ダケじゃ、育たない。

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痛いと言って欲しい

息子は、「痛い」とこちらに、訴えるのが、極端に少ない。
 
例えば、園で走って転び、膝をすりむいた、としても。
素早く立ち上がって、足を引き擦りながらでも、また走る。
 
それは、歩き始めた1歳代と変わらない。
 

 

ヨチヨチ、歩く。
そして、尻もちをつく・・・普通なら、そこで。
言葉にならなくても、尻もちをついた「驚き」「怖さ」そして、母親へ「助け」を求めて。
「うわーん」 と、泣くのが普通だと思う。
 
けれど、息子は。
一瞬、驚いた表情は見せるけれど、泣かなかった。
 
それを見た、お友達のママ達には
「さすが、男の子、強い~」だとか「ヤンチャになんで~」 と笑顔と共に言われていたが。
 
私は、他のお友達との差が。
「痛い」「怖い」を表現するのに、母親を求め、手を伸ばし泣く。
それだけの事なのに、どうして息子は泣かないの? と、不安で、気になっていた。
 
今なら、なんとなく分かる。
転んだ時の息子を見ていると、「痛い」や「怖い」恐怖感より、
視覚の中に入る全ての情報を処理し切れず、テンションが上がったまま、
緊張が続いたまま 切り替え が出来なかったのだと。
 
運動会で、観客の見守る中で、懸命に走る。
その時、足がもつれて、転んでしまった、としよう。
 
そこで、普通、大声で助けを求めて泣けるだろうか。
小児、児童ならそういった事もあるだろうけど、状況だとか緊張だとか判断だとか。
そんなモノが、一気に押し寄せる、大人は。
 
簡単に切り替えて、ただ痛さや、ハズカシさだけに泣けないだろう。
痛さに顔をしかめつつ、ハズカシさに赤らめつつも、走りきるだろう。
 
それは転倒した時、瞬時に切り替えを二度、行っているからだ。
 
痛みに鈍いとされている、自閉症児達の「痛さ」は。
痛みを「堪えている」のではなく、痛みに気がつかないだけ・・・だとしたら。 
ズキズキする痛みを、どこで癒すんだろう。
キリキリする痛みから、どうやって逃れるんだろう。
 
視覚からの情報に振り回されても、「痛み」の程度が、変化するわけじゃない。
痛さは、痛さ、として、記憶に残るような気がしてる。
 
転倒した時に「緊張の糸が切れて泣く」 のなら、なんとなく感覚として分かるけど、
転んでも、緊張が途切れないまま、泣けない、としたら。
 
どんな気持ちで、息子は走り続けているのだろうか。
そして、それは。
 
内科的な痛みにでも、同じなのだろうか。
ケガや病気といった痛み以外の、心の痛み。
それらをも抱えながら息子は走るの、だろうか。
 
そんな風に思うと、とても切なくて、とても悲しい。
息子に、痛みを「癒される感覚」を 傷から「逃れる術」を知って欲しいと思うから、こそ。
 
痛みに強くなって欲しいと願うより、痛みに弱くていいんだ、と思っている。
自分を守るために、誰かを将来守るために、「痛む傷」を認識して欲しい。

 

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コメント


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痛みについて

我が家のたっとくんも、痛みに鈍感な時がありました。
普通に転んでも、平気で起き上がりまた遊び始める!
どのくらいの期間だったか忘れましたが、かなり長期間ありました。ただ、部屋の中で遊んでいたときに、転んで頭(おでこ)をしたたか打ったときに、こちらが痛かったね!大丈夫?強い強い!と言う事で何となく痛いという言葉を使う事を理解したようでした。ただ、最初は痛いと言う言葉を、使う事を覚えただけで、いやなときにも「痛いよぉ!」と使ったりしてましたが、そんな時は、こちらが嫌なんだね!何が嫌なの?今は○○がいやなんだね!じゃぁ、違う○○しようね!と根気よく続けました。今は、それなりにうまく使い分けてますよ。
わが子たちは、何事も根気よく、いつまで続くと考えずに、いつかは終わる(次に進める)と考えて、あせらずゆっくり!ですよ。v-410

たっとぱぱ | URL | 2008年08月09日(Sat)01:30 [EDIT]


たっとぱぱさん

焦らず、ですよね、確かに。
でも、転んで痛いはずなのに・・・と思うと、やはり「痛さに鈍感」が持つ息子の感性?までを心配したりりて。勿論、転んだりすると「痛かったね」等と声掛けし、今では「大丈夫?」だけで「うん、大丈夫!」等と会話が成り立ち、また、本当に痛いときは「痛い~~~~(泣」とも言えますが、相手の痛みを気遣うって部分でやはり鈍感かも、と思うと・・・。
 
それらも、「いつかは杞憂に変わる」と思い息子の成長をスモールステップで手助けしよう、と思いますが、やっぱり、親バカで(笑 
 
そうですよね~、あせらず、ゆっくり、ですよね!
はい、頑張りま~す(笑

ママ | URL | 2008年08月18日(Mon)14:40 [EDIT]


うちの場合

うちの息子は、ママさんの息子さんとは逆で、すんごい痛みに敏感。もう、ちょこっとの傷でも、「何事か!?」というくらいの叫び声をあげます^^;。小さいときはまだ「よしよし、痛くないよ~」で済みましたが、4年生になっても、道端で転げまわったりするので、失笑を買います:><:。
「そんなに大騒ぎするほどの傷じゃないよ」と言ったけど、「お母さんにはそうでも、僕には死ぬほど痛い!」と言われてしまいました^^;。痛みの感じ方は人それぞれだから、なかなか「この程度では泣かない」などの説明が難しいです。
で、自分が痛みに敏感だからと言って、他人の痛みにも敏感かと言われると、残念ながら、そこは鈍感ですTOT。
自分が痛いように、相手も痛い、とは思えないみたい。
難しいですよね~。

ハレルヤ | URL | 2008年08月20日(Wed)17:40 [EDIT]


ハレルヤさん

なるほど~~。
痛みの強弱が分かっているワケではないですもんねえ。
とにかく「痛い」んですもん、道端でも転がりますよね~~、ウンウン。んで、想像っても、そこに障害があるワケで・・・。
 
敏感な方が自己防衛って箇所でいいかな~と思っていましたが、(鈍感より 敏感には敏感の悩みがやはりあったんですねえ。「この程度」の説明、息子にも難しくて・・・血が膝から出ていて周囲の大人は「消毒、消毒」なんて言ってても、「ダイジョブ!」と走り去る。
 
「血が出ていたら消毒しよう」って説明で納得し、(園側への対策として 今は「血が~~」と言ってきますが、それがかすり傷で針で刺したような出血でも「血~~」と言います。それだけ出血したら、なんてのも難しい説明なんですよね~~。

ママ | URL | 2008年08月25日(Mon)16:07 [EDIT]


 

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