愛ダケじゃ、育たない。

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定型発達の子の事情

 
転勤に伴う病院の紹介状欄に、息子の診断名があった。
だが、それは、「高機能自閉症」ではなく。
 
「アスペルガー症候群」と記載されていた。
 
 

事前に、予告も相談も全くなく、初めて訪ねた先であったので、
先生に、「今、ちょっと目に入ったのですが・・・」 などと言えるはずもなく。
 
ああ、息子は今、アスペルガーの症状?が強いねんな、の思いで病院を後にした。
症状といっても、高機能自閉症とは「線引き」も難しく、言葉の障害の有無により
区別される事が多いそうだが・・・。
 
幼稚園では、
「貸して、どうぞ、はかなり出来るようになっていますが、イヤな事があると、
 もう、イヤ、もう、イイ、ぷん! と、怒ったポーズをし、逃げてしまうんです・・・」との言葉。
 
自分の気持ちが上手に言えない、三歳児。
けれど、何かのトラブルがあった時に、他の子は
「○○君が、こうしてああしたから、イヤ~~」 だとか。
「私が先に使ってたのに~~」 なんて、先生に喧嘩に発展した「理由」を言える。
けれど、喧嘩になった時、先生が仲裁に入った時にですら。
 
「こうしたかったのに、出来なかったから怒ってる」 や
「こうしてたのに、こうされたから、イヤ」 の、気持ちや状況を全く、説明出来ない息子。
 
仲裁に入った、先生が
「どうして泣いてるの?」 や 「どうしてケンカになったの?」と、聞かれると、即座に。
 
一気に、心のシャッターを降ろしてしまう様子。
 
後を追いかけて、「お話しよう?」 「教えて?」 を言っても。
「もういい、もうイヤ!」を繰り返し、無言になるらしい。
 
そして、担任は、続けて言う。
 
「シャッターを降ろされてしまうと、他の子が、結局、不完全燃焼で終わってしまって・・・」
「ケンカに発展した理由も聞くのですが、息子君は、釈明も謝罪もしません・・・」 と。
 
そりゃ、そうだ。
担任が言いたい事も分かる。
定型発達側の言い分、学ぶ時期を逃してしまう・・・ そして。
学ぶべき正しい事柄も、誤って学んでしまう可能性も。
だって、どちらが悪かったにせよ、
こういう理由で、こうなった、だから、「悪い」「善い」 の善悪の判断を、今、知る時期。
けれど、トラブルの渦中にあっても息子は、結局いつも 「逃げ勝ち」なのだ。
 
定型発達の子が、自分の言い分、そして様子を伝える、その間にさえ。
トラブルが起こるとすぐ、シャッターを降ろし、すぐ、その場から逃げる。
 
どうやったら、降ろされたシャッターを開られるんだろう。
そして、理由を説明する必要が、なぜ「必要」なのか、どうやって教えればいいのだろう。
 
定型発達の子の事情、それは、「コミュニケーションを取れない相手とのケンカ成敗」
善い、悪いを学べる、この時期にこそ。
関わらせたいお友達は、マトモにケンカ成敗も出来ない相手を、相手しなきゃならない。
そこから、彼等は何を学ぶのだろう、そして、息子は・・・何を学ぶのだろうか。
 
園側の言い分も、分かる。
が、どういった術で、息子に介入を試みれば良いのか、善い策が見つからない。
何かのきっかけ、なのか、それとも、こちら側の関わり方、なのか・・・。

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コメント


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すごく難しい問題ですね。
シャッターを閉じる・・・その表現 わかるなあ。
さんぽにも 閉じてしまったなと感じる瞬間ってあります。
さんぽのお医者さんに、何か不快な刺激の出来事にあったとき、場面が写真のようになってしまい、前後の流れが 断ち切れてしまうこともあると聞きました。
その場合、本人の中で 断ち切られた場面と前後の刺激を整理させる作業が必要になってくるようです。
さんぽの場合、家で遊びとして行う「場面の再現」が、その役目をしているのではないかと言われました。

息子君の場合は どうしているんでしょうね。

トラブルという不快な刺激の場面の前後を 言葉で表すのには、「整理」する時間と整理するだけの気持ちの安定が必要かもしれません。
だとすると、シャッターを閉じた時点から、あれこれ尋ねても 多分・・・難しそうですよね。
何か 段階がいる・・・。
どうしたらいいのかな。
ごめんなさい
何も解決にならないコメントで。
 

skymama | URL | 2008年09月19日(Fri)23:06 [EDIT]


skymamaさん

分かってもらえて嬉しいです。
 
そう、シャッターを降ろしてしまうんですよね・・・。
今は何かが原因で朝から「不機嫌」な状態だと、幼稚園でも当然、それは引きずるのだろう、と思って。
朝から、お歩き登園を選択しています。
 
自転車でスイスイ連れて行く毎日が日常なので、「歩く時間」で、切り替えをしている様子です。
歩く事によって、出掛ける時点のグズグズを一日引きずるといった事がなくなりました(笑
 
再現の遊び、は息子には見られず「没頭してパズル」「絵本を読む」といった一人遊びをしている時もあります。声掛けをしても、一切無視、介入を全く拒む、といった時間が必要な様子です。
 
朝の歩き時間は、手を繋ぎ、お話しながらなので、こちらも少しは楽なのですが。
 
園では、シャッターを降ろしたなあ、と思った時点で、介入を中断し後から色々話を聞こうとしてくださるみたいですが、本人が忘れていたり、他の遊びに気持ちが向いていたり、となかなか難しい様子で・・・。
 
その場、その場で何か、切り替えの出来る方法が見つかれば良いのですが・・・(汗

ママ | URL | 2008年09月24日(Wed)17:15 [EDIT]


そら定型発達の子と比べられたら息子君も大変ですわ。
この場合、先生が「息子君は嫌なことがあったら体がぜーんぶ嫌な気持ちでいっぱいになってしまって、胸が痛くて痛くてがまんできなくなってしまうの。だから君は息子君が教えられない分、正直に本当のことを先生に教えてね」と相手の子に説明してもらえるといいですね。
子供は自分が信頼されていると感じると、正直になりますから。

あと、息子君の方は心配要らないと思います。
定型発達の子よりも遅れるだけで、年齢の成長と共に、自分の嫌だという気持ちを言葉で説明できるように必ずなりますから。
今はあせらないで、見守ってあげて下さいね♪

なかさん☆ | URL | 2008年09月26日(Fri)00:05 [EDIT]


なかさん☆

そうですか~~、いつか言える日が来るんですね~。
 
親として焦る、のではなく、なんだか「自分の思いを伝えられない」=「不憫」に思えて。
 
定型発達の子どもさん達と比べる気は、ありません。
ですが、園側としては、どうにか「介入してコミュニケーションを」と思っておられるのでしょうね。
 
理解がない園ではないのですが、専門性にやはり欠ける部分がありますので、そこの説明が難しくて(汗
なかさん☆の仰る方法を先生側に提示してみます。
 
定型発達の子は、そこから「思いやりの心」を学べたり「察する手段」を知るのでしょうね。
息子にもそれらを学ぶ機会が、コレから先、たくさんの場面であったらいい、と切実に思います。
 

ママ | URL | 2008年09月30日(Tue)09:45 [EDIT]


 

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